さらば中国株、 ありがとうHSBC | 秘密基地ベーリン

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2015年10月からのベーリンでの生活も8年目に入りました。健康第一、ベーリン方丈庵の日々を綴ります。

HSBC? ほとんどの人には、何それ?

しかし、海外投資、特に香港での投資を考えている人にとっては避けて通れない名前です。正式にはThe Hongkong and Shanghai Banking Corporation Limited(香港上海銀行)。イギリスの金融グループHSBCホールディングス傘下の銀行で、香港に本店を置き、香港ドル発券銀行の一つです。

1866年には日本支店を横浜に設立し、明治政府の貿易金融政策の顧問業務を担い、金銀通貨の造幣にも協力した。横浜正金銀行(後の三菱東京UFJ銀行)がその体制を作る際には、香港上海銀行がモデルとなった。Wikipediaより

 

2007年2月8日、3回目のタイ旅行の前に、ひとり香港に立ち寄りHSBCで口座開設しました。英語での審査があるので、話すことを事前に紙に書いて行きましたが、いろいろ質問されると全くお手上げ!!。 しかし、この時期はまだ審査は甘く、わざわざ日本語が話せる職員を呼んできてくれて、なんとか口座開設にこぎつけました。

 

[蘊蓄]HSBC本店1階入り口に鎮座する一対のライオン像。右側、口を閉じたスティット君(HSBC発行紙幣に描かれています)。 左側、口を開けたステファン君(口座開設前に写真撮影)。両君には第二次世界大戦時の銃弾跡が残っています。このライオン像一対は、日本で溶解して兵器弾薬に転用するため、横浜へ送られました。それが終戦後、米軍が埠頭の倉庫で発見して里帰りしたという、日本とも非常に縁が深いライオン像です
(“馬明の路上文化遺産と投資のブログ”より一部引用)


この口座のスゴイところは、中国株・ETF・金等に直接投資できること、24時間手数料なしで他の通貨に交換できることです。また、インターネット・バンキングで安全に投資の指示、預金管理、海外送金ができます。

※日本の銀行・郵貯では海外送金に数日かかりますが、今回、最後の送金をHSBCからバンコクのSCB銀行に指示した時は、2時間後にはSCB銀行口座に反映されていました。

 (写真は二代目セキュリティデバイス)

 

さて、ベーリンのコンドミニアムを購入する際は、日本の預金には手を付けない条件だったので、泣く泣くHSBC口座の中国株やインドETFを解約しタイに送金しました。

 

唯一成長株の四環医薬だけは残していましたが、昨年4月、退職の忙しさも治まり久しぶりに株価をチェックすると、ビックリ、取引停止になっていました(3月27日取引停止。白矢印)。

中国株は取引停止が長引くと、再開後の株価暴落や上場廃止で紙切れ同然になるので半ば諦めていました。 この間、江沢民時代からの反日教育に加え、現政権になって反日記念日の制定や南シナ海での進出など目に余るものがあるので、再開することがあれば売却し中国株=中国から手を引こうと考えていました。

 

日本の文化に大きな影響を与えてくれた中国、古代から近世までの中国の歴史、三国志や水滸伝などの血沸き肉躍る文学・・中国大好きです。 しかし、今の中国からは離れていようと思います。

今年2月29日に11ケ月ぶりに取引再開(青矢印)。日本から戻った3月29日に売却。以前の半額以下になっていますが、上場廃止よりはマシです。

 

 

HSBCの口座は、今になっては開設しようにもほとんど開設できないほどの“お宝口座”ですが、今後、中国に投資することもないので解約することとしました。

コンドミニアム購入の手助けをしてくれたHSBCに感謝したいと思います。

ありがとうHSBC。 

 

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