最近気をつけているのが、

「お母さんにならない事。」


語弊があると嫌なので最後まで読んでくださいね。


演劇音楽集団 サルートを立ち上げて。

主催として、座長として、脚本家として、

みんなを輝かせてあげたいと強く思うんです。


それと同時に、好きだから世話してあげたくなるんですよね。


みんなが家にご飯食べに来たり、泊まりに来るようになって、

自然といつもの自分より身体が動きます。


些細な事だけど

駅まで往復送り迎えしてみたり、

ご飯を買ったり用意したり、

寝床を準備したり、


人が自分のエリアに来てくれると、

コレやってあげたくなりません?


でもいつもの自分のペースではなくなるから、

疲れません?


自分を俯瞰して見た時に、

あーちょっと頑張り過ぎちゃうのかもなと


仲間が増えて、特にみんな年下なんでね、

お母さん風ビュンビュンふかしてるんですよ、勝手に。


んで言いやすいお父さん(亮さん)も、もっとアレやってコレやって、私と同じくらい気ぃ回して動いてよ!みたいな。


(もちろんうちのお父さんは、そうゆう事と全く逆の性質を持っているので、気ぃ回してとかは通じず、具体的にきちんと伝えないとダメです)


実際の私達夫婦に子供はいないのでね、

本当に例えとして、想像でしか言えないけど、


お母さんになると、こうゆう感覚でアレコレ気を回すんだなぁと思ったんですよ。


“回す”ならいいんですよ。

エネルギーを回しているので。


“使う”となると、コレがとっても疲れちゃうんですね。



サルートの音楽収録をしてて気付いたんですけどね、


私より12コ下のちか(彼女と私が同じ申年でサルート🐒)と、亮さんの2人の収録をしようと、練習でカメラ回してたんです。


私はちかが物凄く可愛いし、役者としてもメキメキ吸収して、台本覚えたり沢山時間をとって努力してる彼女にね


惜しみなく、私が知っている事を全部伝えようと本気で思うんですけどね。


編集すんの、あれ?私テンション上がらないゾって気付いたんです。


あ、そーか、自分が出てないからだ✋と。笑



お芝居の主役を明け渡す事は、全然構わない。

脇役の楽しみ方もめちゃくちゃ知ってるし。


自分がセンターでいる事にそこまで拘りはない。


バランスを見て、お芝居は特にその時の人の性質をみて主役、主演を渡したい。

それが私である事が良ければそうするし…という風に思っている。


でも全く出演せずの裏方作業だけは嫌なんだと、はっきり気付いたんだよね。


なので、そこは嫌われる事を恐れず、ちかにもすぐ伝えまして。


伝えてあれば、ある程度大丈夫なのよ。

言えるから。

言えると癒えるから。


「嫌だけどやるよー、仕方ねーな」って言えるじゃん?


コレが言えているのと、言えてないので大きな違いが出るんですよ。


言えないで、ずーっと良い人ぶって

何でもやるよー、いいよーいいよーって。


それをやり続けた結果、大好きだったはずの人や場所を嫌いになっていくんですよね。


コレあるあるじゃない?



だからオートマで良い人ぶる癖のある私は、

もっとちゃんと性格悪い所を出した方がいいんです。笑


自分が出演してないと、嫌だって。

自分好きなんだから。

自覚出来たんだから、言葉にした方がいいんです。


サルートのみんなにも、言うだけ言ってって伝えてます。

私がちゃんと自分を出せているかで、

私の世界の人達が、自分を出してくれる人になります。


仮面を被った人は、人の仮面ばかりにフォーカスするので、その人の世界は仮面舞踏会です。


ちょっとあんまり上手くなかったね。

言いたいだけです。てへ。




組織や会社の中で、自分を伝えたところで

だからといってやらなきゃならない事も沢山あると思います。


でも、コレって結果じゃないんですよ。

どれだけ自分の望みを真っ直ぐ素直に

自分が聞けてあげられてるか、なんです。



例えば、コレでちかが

いや、私だってずっと出演していたいし、歌はソロの方がいいんです!って言ったとしましょう。


でも座長の私は、自分が出ていないと嫌。


コレは意見としてぶつかってますよね。

でもぶつかっていいんです。


だって必ずしもサルートで全部やるべきじゃないじゃない?


私が彼女の人生を面倒みるなんて、おこがましいにもほどがあるじゃない。


(これは親子関係でも、そうだと思うんです。

親は子供の人生を全部背負うなんて、出来ないし、それはある意味“支配”です。)



本人が自分でやるべき事かもしれないし、

別の人で、カメラを撮ることや、編集がめちゃくちゃ好きって人と組む事によって、最高の作品が生まれて、それを多くの人が喜んだり。


可能性は無限なわけです。


自分の見えている範囲の世界でしか考えられないのは、とても小さい世界なんですよ。



人と関わる事で、とても大事な事に気付かせてもらえます。

それは“自分”という個性です。


だって無人島に一人で生きていたら、自分が背が低いのか高いのか、足が遅いのか速いのか、

何にも分からないわけで。


他人が居てくれるから、自分を知る事が出来るんです。


人との違いに、良いもの悪いも無いんです。


何もかも同じ考え、同じ人なんて一人もいません。



合うところは一緒にやって、

沢山の喜びや悲しみを共感して、


合わないところは何で“私は”それが嫌なのか

まずは自覚してあげましょ😉


そしたら好きな事が、沢山沢山出てくるから、

やりたい事で自分の人生が忙しくなるよ🎵




懐かしいあの頃を思い出す、


そんな一曲をどうぞ🖐️


(珍しいカバーです)




KICO