前回(その2)の続きです。

第1子(高1)が「見てみたい」と候補に挙げた塾は高校で耳にしたそうです。私もここ数年、札幌市内の塾はホームページやブログなど色々見ているつもりでしたが、初めて聞く名前でノーマークでした。

札幌+塾名で検索するとヒットしたので、ホームページの内容や塾ブログなどを一通り確認したところ、説明上は希望する条件に合ってそうだったので、実際どうなのか第1子に見てもらおうとすぐメールで問い合わせをし、体験入塾の運びとなりました。

事前に第1子には「何となくでも自分に合わないと思ったら他を探すから自分の直感で判断して良いよ」と伝えていたのですが、体験期間の初日から最終日までほぼ毎日通っていました(^^;)。

体験期間の終わりに塾長先生と保護者面談も行いましたが「洒落た雰囲気の教室で集中して自習できそう」「塾長やスタッフも良さそう」「費用負担は中3の時の集団指導塾より軽い」「第1子も気に入って継続を強く希望している」ことから、そのまま正式入塾することにしました。

入塾から2~3カ月経ちましたが、第1子の自学時間は大きく改善しています。

高校から提示されている家庭学習時間の目標は、高1で平日3時間・休日5時間ですが、塾での自学時間だけで、部活のある週は目標の60%程度、定期テスト前など部活のない週は目標の120%程度の状況です。プラスで家庭学習も行っています。

通塾効果は定期テストや校外模試の結果としてそのうち表れるのでしょうが、同級生が強者ばかりなので、校内順位については下げ止まれば御の字で急上昇は期待していません。

ただ自学時間が増えたのに比例して、第1子の愚痴・ボヤキも増えましたので、ここでその一部を紹介します(^^;)。

●定期テストの範囲が広すぎて終わらない、難しい、ヤバイ絶対ムリ、勉強時間が全然足りない!!(普段部活で時間を取られて自学が不足しているツケなので仕方ないと思います)

●こんなに頑張って勉強しても校内順位の真ん中争いってみんなどれだけ頭が良いんだ!!(同級生たちも普通に勉強しているので3か月の出遅れ分を取り戻すだけでも大変だと思います)

●高校生が主役のドラマは嘘っぽ過ぎて見たくなくなった!!(高校生活は楽しいけど、自分の現状とはあまりにもかけ離れているからだそうです)

ドラマとは全然違う地道な高校生活で、すごく速い学習進度から脱落しないよう必死にあがいて喰らいついている第1子ですが、今現在の努力が2年半後の進路に繋がります。

とりあえず親としては、部活と両立できる最適な学習環境を用意できたと思っているので、第1子には第1志望としている大学へ挑戦できるレベルに少しでも近づけるよう、当面は今の環境で頑張ってもらおうと思います。