前回からの流れで、今回は第1子(現高1)の中学時代の塾について書きたいと思います。

公立中高一貫校の受検のため小5途中から1年半通っていた札幌中心部の大手進学塾には中学コースもあったので、中学3年間そのまま通い続けました。

結果的には、第1志望である札幌圏公立上位高に合格できましたので、第1子には環境が合っていた塾だったのでしょう。

中学入学時に継続を決断した理由ですが、「塾に友人もでき馴染めたのに他の塾に移ると1からのスタートになる」「自分より勉強出来る子がたくさんいるので刺激になる」と第1子自身が希望したためでした。

この時は、年間の通塾回数や交通費コストまで深く考えていなかったので、「中学受験不合格の悔しさを高校受験で晴らそう」と第1子の気合が入っていた事もあり、継続した方がモチベーションを維持できると考えてOKしました。

札幌市の郊外から中心部まで、交通費コストをかけてまで3年間通わせ続けたポイントは、他の集団指導塾ではあまり見かけない「週1回コース(土曜6時間)」があった事でした。

このコースに通わせたメリットは、主に以下の2点でした。

(1)平日夜を有効活用できる

第1子の平日(月~金)は、中学校から帰宅する夕方から就寝までの約7時間に、自宅にて中学校の宿題やレポート、塾の予習復習、英検対策などを行っていました。何時から勉強を始めて何時間程度するか、どの科目から着手するかなど、第1子が自分のペースで進める事ができました。

(2)1週間を効率化できる

毎週土曜日は、平日の中学校と同じくらいの時間、塾で授業を受けていたので、第1子の中学校3年間は週休1日でした。中3の後半は日曜日も塾に通っていました。週末だけ塾に通った方が1週間を効率化でき、中学校以外の学習時間を確保し易かったです。


週1回コース(土曜日6時間)のある大手集団指導塾には、同じ内容で週2回コース(平日3時間×2)も用意されていましたが、塾生は週1回コースの方がかなり多かったようです。他に予定があるなど土曜日に受講できない場合、週2回コースでの振替も可能でしたが、定期テスト前後など時期によっては授業進度が異なっていたり、平日は通塾時間もプラスすると自宅で中学校の宿題をする時間を確保できなかった事もあり、実際に振替を利用したのは3年間で数回程度でした。

個人的には、週1回コース(土曜日)にも対応した集団指導塾がもっと増えれば良いのにと思っています。個人塾ですと人手や教室の割振の問題から難しいかと思いますが、大手塾ですと公共交通機関に近い教室に絞れば生徒も広域から通い易いので対応可能ではと思いました。個人的な願望ですが、もし午前中から授業開始する設定ができるのであれば、地下鉄駅そばの教室だと週末ドニチカキップ1日乗り放題520円が使えますので、交通費コストが生じても第2子(中2)の有力な転塾先候補になります。

このブログを見ている札幌圏の塾関係者はごくわずかかと思いますが、今後の改善要望としてご検討頂ければ幸いです。 m(_ _)m。