第2子(中1)への勉強に対する動機付けのため「機械や電気・情報などを学ぶ、工学って興味ある?」と聞いたのは、副教科の定期テスト結果が返ってきた後の9月末でした。

「ロボットとかなら少し興味ある」と返事があったので「それなら実際にどんな事やっているか見てみよう!」と提案し、19日(土)に、第2子と一緒に車で苫小牧高専の学校祭に行ってきました。



1日目の19日(土)はかなり激しい雨だったので、屋外で来客の車を誘導をしている学生さん、屋台を担当している学生さんたちはズブ濡れで大変そうでした(昼過ぎには屋台の出店が中止になりました)。2日目の本日20日(日)は晴れて良かったですね....。

苫小牧高専を訪れた目的は、第2子に学科の展示を見せるためでした。



工学とは実際にどんな事を学ぶのかに触れて、将来の方向性として興味を持ってもらえるかを第2子に見てもらうと思いました。工学は工業高校や専修学校、大学等でも学ぶ事ができるため、進学先の検討は(興味をもった上での)次のステップとなります。

先週の台風19号では、長野や関東、東北等の各地で河川の決壊や氾濫がありましたが、第2子は「都市・環境系」の展示で、大掛かりな実験装置を使って河川が氾濫する原因などを説明した、災害模型実験に興味を持ったようです。学生さん(女子)の説明もスゴく分かり易かったです。第2子と話した際に出てきたロボットには興味を示さなかったですね...(T_T)。見たのがアームロボットだったからかな...。

今回、親である私が苫小牧高専という学校に興味を持った理由は以下の2点です。
(1)札幌圏からの通学が可能である
(2)卒業後に国公立大学3年次への編入等の道がある

(1)について、2020年道新受験情報に「道央圏からの通学も便利!」という記載がありましたが、通える事を知りませんでした。JR千歳駅前から、高専直行の通学バス(所要時間約35分)が、朝7時55分~8時10分の間に4台出ていますが、JR北海道の快速エアポートに、最遅でJR札幌駅発7時33分(JR新札幌駅発7時43分)に乗車すると、8時4分にJR千歳駅へ到着するので、遅刻せず通学バスに乗車ができます。ただ交通費は月3万円を超えるので、第2子が進学を希望してきた場合は、学生寮(食費含めて月4万円程度)に入る事も検討する必要がありそうです。

(2)について、現中1世代は2024年度に大学受験を迎えますが、大学入試改革で英語が民間試験に全面移行する1年目で、実際の入試がどうなっていくか見えていません。5年制の高専に進学して卒業後に国公立大学3年次へ編入すると、大学入試改革の混乱を避けられるのでは?という考えからの興味です。また、専攻科(2年間)へ進むと卒業後は「学士」の資格が取れるため大卒と同じ扱いになります。進学する学生は3~4割だそうですし、もし進学しなくても就職に困る事はなさそうです。

参考までに苫小牧高専のホームページをリンクしますので、興味のある方はご覧になってみてください(こちら)。