札幌開成の二次検査に挑まれたお子さんとご家族の皆さん、本当にお疲れ様でした。これで全てが終わって、後は結果を信じて待つだけの状況かと思います。

1週間後の2/3(土)に合格発表がありますが、もしそこで受検番号がなくても、追加合格発表の2/10(土)までチャンスはあります(落ち着かない日々がさらに1週間続きますが...)。ちなみに昨年は、男女それぞれ8名(定員の1割)の辞退者が出ました。

「辞退者がなぜ出るか」ですが、札幌開成が第1志望ではなく、他の中高一貫(私立)に行くからでしょう。合格が決まってから「XX(私立)」と「札幌開成」のどちらに行くか悩む人もいるとは思いますが、辞退者のほとんどは初めから「XX(私立)」に決めていると思われます。

「二次検査までなぜ受けるのか」ですが、おそらく「今までお世話になった学習塾から依頼されて断れない」からだと推察します(しがらみ、ですね)。学習塾側としては「合格実績を増やしたい」のと「出題内容や受検会場内の情報収集」が目的だと思います。二次検査は、札幌市教育委員会から出題内容等を公表していないため、学習塾としては受検生から直接ヒアリングした内容が、来年以降受検する塾生のための貴重なデータとなります(一次通過者の320名しか知らない情報ですから)。

個人的には、それぞれのお立場で事情もあるかと思いますので、他の中高一貫に行く事が決まっている子が受検するのも仕方ないと思っています。最終的には志願者の中から選抜されて入学者160名が決まる事には変わりないため、割り切って受け入れるしかありません。

最後に、札幌開成の二次検査を受けたお子さんがいらっしゃるブログ主の方へリクエストです。可能であれば、二次検査の出題内容と会場内の様子について記事にして頂けると、(一次通過者の320名しか知らない貴重な情報で)来年受検する際の参考になりますので非常に助かります。m(_ _)m。