資料整理 | 生野眞好の日本古代史研究会記録

生野眞好の日本古代史研究会記録

在野の古代史研究家 生野眞好(しょうのまさよし)先生の勉強会や月刊誌フォーネットに連載中の記事の概要などを紹介しています。
「魏志倭人伝」や「記紀」などの文献史料を中心に邪馬台国の位置、ヤマト王朝と先興の奴国王家との攻防(宗教対立)と共存などの検証です。

 生野先生のご家族から先生が収集されていた資料等をご提供いただき、勉強会の世話役さんと一緒に整理をしています。

 私の手元にある資料だけでも衣装ケース7箱分。そのほとんどが図書館所蔵の本をコピーしたものだけど、中国や半島の文献史料はもちろんのこと、「記紀」関連や「怡土志摩郡全地誌」、「古地図」などテーマごとにファスナー付きケースに入れて保存されている。

 先生が崇神天皇を「記紀」が創ったダミー天皇だと推察される根拠の一つとなった5500社の神社に祀られている主祭神を調べた手書きの資料も見つかりました。

 

 

 そういえば昨日の2月11日は「建国記念の日」でしたねぇ。

 生野先生は勉強会で何度も「建国記念日」の「」の需要性を指摘し、少なくともわが国が国号を「日本」(読みは「やまと」。「にほん」となるのは平安時代になってから)とした「日」について、天智治世7年目(668年)正月3日(旧暦)と確信してありました。

  ※詳細は生野先生の著書『日本国成立の日』を是非ご一読ください。