村おこしの邪馬台国 | 生野眞好の日本古代史研究会記録

生野眞好の日本古代史研究会記録

在野の古代史研究家 生野眞好(しょうのまさよし)先生の勉強会や月刊誌フォーネットに連載中の記事の概要などを紹介しています。
「魏志倭人伝」や「記紀」などの文献史料を中心に邪馬台国の位置、ヤマト王朝と先興の奴国王家との攻防(宗教対立)と共存などの検証です。

 数日前からネットに邪馬台国は徳島にあったとして、県も後押ししているというニュースが出ている。根拠として魏志倭人伝の行路記述と辰砂の産地をあげているけど、行路記述は生野先生による「国境記述法」が現時点では一番納得できる考察だし、辰砂も日本のあちこちで産出されると分かっているし・・・徳島説はかなり厳しいんじゃないかと思う。

 まぁ、後押ししているという徳島県も「地域活性化のネタ」みたいなノリで、盛り上がっているだけのよう・・・えー

 邪馬台国論争は年末年始になるとテレビの特番になるほど「人畜無害」のテーマとして扱われいる。この分じゃいつまでたっても「歴史科学」の確立なんて無理えーん

 生野説の「邪馬台国=糸島平野」については生野先生の著書をご一読いただくのが一番ですが、このブログの平成25年12月から平成26年7月までの勉強会の概要でも紹介しています。よかったこちらものぞいてみてください。

<国境記述>

 

 

 

<消えた1500里>