ひでです。お早うございます。いよいよラクダ月の砂漠を行きますが、まず、ラクダに乗る時が大変です。「座席の前についている手摺をしっかり握って、肘を曲げないことが大切です」と添乗員さんから注意を受けます。

ラクダは4本の足を折って座ってるんで、乗るのは楽ですが、ラクダが立ち上がる時は後ろ足を延ばして、それから前足を延ばすんで、上に乗った人の体が大きく前後に揺れます

この時に手摺をしっかり掴んでおかないと、前に投げ出されてしまうんです。たまに怪我人が出るほど激しく揺れるので気を付けなければなりません。

こういう理由でエジプトツアーの添乗員はラクダに乗ることを許可してくれなかったんでしょう。

ラクダの乗るのが心配で歩きを選択する人までいました。歩いたのは10人ほどでラクダに乗った人は18人ほどです。

添乗員さんは?「私は歩く人がいる限り歩きます」と言うことでした。添乗員さんも大変ですね。笑

奥様も上手く乗れたようです。

ラクダは5頭づつ繋がれていて、馬子・・ラクダはなんていうんだろう。ラクダ子?。笑・・が一人ついて手綱を引いていきます。

私の前が奥様です。その奥様のラクダが蛇行したり

前のラクダにちょっかいをかけたりして真っ直ぐ歩かず、その影響が私の所まで来るんで大変なんです。奥様のラクダは何度か馬子さんに怒られていました。

だって、ラクダも遊びたいんだから。笑

空を見るとコバルトアワーです。懐かしいな~、荒井由実の3枚目のアルバムにコバルトアワーと言うのが有りましたね、覚えてますか?こんなジャケットでしたね。

(ネットからお借りしました)

コバルトと言う色は濃い水色に近い色ですが、夜明けに金星が消えてゆく空の時間帯を指すそうです。

懐かしさのあまり、口ずさんでしまいました。笑

♪夜の都会をさあ飛び越えて 1960年へ バックミラーに吸い込まれてく ちりばめられた光の中へ 港へ続く高速道路 空に流れるミルキィウェイさ 海の匂いの冷たい風が 白いベレG包みはじめる 夜明けの金星 消えゆく空はコバルト 真夏の桟橋 彼方に浮かぶ朝焼け

あなたは昔SYOUNAN-BOY わたしは昔YOKOSUKA-GIRL なつかしすぎる海が見えたら 二人の胸によみがえる恋 夜明けの金星 消えゆく空はコバルト 真夏の桟橋 彼方に浮かぶ朝焼け 彼方に浮かぶ朝焼け♪

懐かしいですねベレG、いすゞのベレットGTRはカッコ良かったですね~。私達の若い頃は車の時代でした、各社が特徴のある車を発売してしのぎを削っていたころです。

あなたは昔SYOUNAN-BOY 奥様は昔YOKOSUKA-GIRL・・・私達にとっては50年近くも前の話です。笑

30分ほど歩きますので月の砂漠の歌も口をついて出てきます。

♪月の砂漠を はるばると 旅のらくだが ゆきました 金と銀との くらおいて 二つならんで ゆきました
金の鞍には 銀のかめ 銀の鞍には 金のかめ 二つのかめは それぞれに ひもで結んで ありました

さきの鞍には王子さま あとの鞍にはお姫さま 乗った二人は おそろいの 白い上衣を 着てました
広い砂漠を ひとすじに 二人はどこへ行くのでしょう おぼろにけぶる月の夜を 対(つい)のらくだはとぼとぼと 
砂丘をこえてゆきました だまってこえてゆきました♪

歌っていると、あれ?歩き組がもう目的地に着いているようです。歩き組は直線でラクダ組は稜線を通っていたようです。

さあ、私達もつきました。

「真っ直ぐ歩かないのは、こいつのせいだ」と奥様

ラクダを置いて稜線を上がります。明るいようですが日の出はまだです。まだ暗いけれど明るい時間を薄明って言うんですよね?

ラクダに掛けてある毛氈を敷いてくれますが

座っているのがもったいなくて

写真には有りませんでしたが、バギーに乗った一団が向こうを走っていました。彼らも日の出を見に行くんですが、バギーだと風情が有りませんね。

現地の人の様なターバンを巻いているのはビジネスで来たご夫婦です。やる気満々ですね。笑

デジカメと携帯では色が違いますね。単純にその違いでこの砂の色です。

日の出が近いようです。「春はあけぼの ようようしろくなりゆく山際 少し明かりて」って、清少納言の気持ちです。

場所はここです。

日が昇っている所はアルジェリアでしょう。

日の出は万物に平等に恵みをもたらすって感じですね。

日が昇ってくると急に暖かかさも伝わってきました。太陽の恵みを肌で感じると、人は敬虔になっていくんでしょうか。周りの砂の色がだんだん赤く染まってきます。

ベルベル人のお兄さんに一緒に写真を撮ろうと言うと、彼は手のひらを上に向け「アッラーに感謝、私は裏表がなく正直だ」と言っているようなポーズを採ります。

お陽様に向かえばどこの国の人でも敬虔な思いになるんでしょうね。私達も「神に感謝」です。

日の出を見つめる皆さんです。

さあ、帰りましょう。歩きの人たちと一旦別れます。

「しっかりひじを伸ばして」と言われているんでしょう。ラクダの乗る時には、一番用心しなくてはいけない時ですから。

なんとか上手く立ち上がれたようです。

言い忘れましたが、モロッコのラクダはヒトコブラクダなんです。ラクダと言って思い出すのはモンゴルなんかに居るフタコブラクダですが、簡単に言うとヒトコブは暑い所フタコブは寒冷地と言った具合です。

どちらも過酷な場所に適応する体になっています。ラクダたちは砂漠の船とも呼ばれますが、彼ら無しでは人も過酷な環境で生きてゆくのはかないません。

じゃあ、ヒトコブラクダのどこに乗るのかというと、コブの上ではありませんよ、こぶの後ろ側の安定した場所に鞍が置かれています。アラビアのロレンスが砂漠を疾走する時も、後ろにずり落ちそうなところに座っていたような記憶が有ります。

きっとコブの上では安定しないし、手すりを付ける場所も苦労するからではないでしょうか?

私は寒暖差の激しい砂漠の冬は、凄く寒くて手がかじかむといけないんで手袋も持ってきたんですが、暖かい日だったので杞憂に終わりました。でも防寒着は来ましたよ。折角持ってきたんで。笑

立ち上がる時も大変ですが、歩いていても結構揺れます一歩一歩の間隔が長いから?なので常にひじを張っています。

もう一つ馬に乗るのと決定的な違いが。それはラクダにはが有りません。だから歩いている時は体が揺れるんで、常に内股に力を入れなければならず疲れます

奥様は何を撮っているのかと思えば

向こうの方にも日の出を見た帰りのラクダの一団が居ました。

そうそう、このシルエットが良いですよね~、♪月の砂漠♪の歌の通りには闇夜だったんでうまい具合に行きませんでしたが。笑

遠くに出発点のホテルが見えてきました。

歩いている人たちは大変だろうな~。

遠くにグランピングも見えました。

風情があって、ああいうホテルも良いですよね~晴れていればですが。砂嵐や風雨になったらどうするんでしょう。

楽しかった月の砂漠も、もう少しで終わります。

さあ、降りるときも一苦労です。先ず前足を折って・・急に前傾姿勢となったかと思えば

すぐ後ろ足を折るもんですから、今度は後ろに振られるんです。しっかり手すりを握って、ひじをピンと張って、これが大事です。

さあ、来た時の4WDに乗ってホテルに帰ります。

遅い朝食を食べて

ワルザザードへ向かいましょう。

今回の砂漠でも砂を採集してきました。さあ、どっちでしょうか?。

答えは右が今回のメルズーガ大砂丘で左がエジプトのヌビア砂漠です。

そう、エジプトへ行った時に

アブシンベルの手前の砂漠で採ってきました。

大きなくくりで言うとどちらもサハラ砂漠なんですが、どうしてこんなに色が違うのでしょうか。AIに聞いてみました。

「メズルーガの砂が赤く見えるのは、微量の鉄分(酸化第二鉄)が風化した岩石に含まれているためです。特に夕暮れ時には、この鉄分が夕日と反射して、金色や真っ赤な輝きを放ちます。」ですって。

こう比べてみると、ナミブ砂漠やカラハリ砂漠、ゴビ砂漠やタクラマカン砂漠なんか並べるのも面白そうですね。笑

そう考えると以前行ったオーストラリアのエアーズロックの砂を持ってこなかったのが悔やまれます。

 

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