ひでです。お早うございます。今は童話の里クスに居ます。昨日は朝方雨だったんでのんびり出発して、途中で立ち寄ったのが道の駅うきはです。

流石果物どころ、さくらんぼうの苗や(「毛虫がつくから要らんよ」と奥様。

小さな桃の実がたわわについています。

店内には今頃柿が沢山、1個100円からと言うお手軽さ。財布のひもが緩みます。

以前は通過しただけの町だった日田。今回はじっくり見てやろうという事で。

日田の町に着くころには青空ものぞいていました。

江戸時代には天領として栄えた日田です。

古い町並みが残っていて、そぞろ歩きにはもってこいでしょうが

古いものが残っている=発展してないという構図でなきゃいいんですが。

Pの所は銀行ですが、街並みの景観を損なわないように建てられています。

天領資料館は、旅人あるあるでお休み。「ちゃんと見たんかいね」と奥様に叱られました。見たつもりなんですが・・・

グーグルマップを見ていたら、雛御殿と有ります。寄ってみましょう。

きっと、ミーハーを集める仕掛けなんでしょう。

と、思ったら、何が何が日田とお雛様には古い歴史が。

日田には豪商が何人も居て、彼らの残したお雛様で祭りをしているんですが、祭りの時期以外でも見てもらおうと常設をしているのが日田醤油さんです。その数5000体以上のお人形があってその一部を展示してあるそうです。(お店の人談)

先代の当主が好きで集めたお人形や

お醤油屋さんに代々伝わるお人形など

これでもか~って展示してありました。

羽子板みたいなお雛様って・・・初めて見ました。

日田祇園祭りの山車も

凄いですね~。

皆さんお雛は右?左

ここは京風の左です

優美な御殿飾りも

どうやってかたずけるのか見当がつきません

ここのは大勢のお雛様も

いつの時代にも居た見栄っ張り

でも、美的感覚が違う江戸時代の人形は総じて怖い。笑

先ほどのお人形の立ち位置は、うちは男雛が右です。

昔の中国では右大臣より左大臣の方が格上でした。中国の流れを汲む日本でも偉い人が左だったんです。それが、大正天皇の婚礼で天皇が右に立ってから、関東では男雛を右に立て始めました。

それからTVの普及と女の節句なにの男雛が偉いというのは差別だ~(と言う話はありません。笑)という事で、今では右に男雛が立つ方が多いんです。

等身大位ある羽子板。どうやって遊ぶんでしょうか?

現代風のお雛様です。後藤由香子さんの作です。題して、浜辺のウエディングだそうです。

はて?由香子さんの担当したのはどこでしょう。私、これでもNO1が生まれた時に、お雛様を買うのに相当勉強しました。

お雛様を作るのは分業制で、頭師、着付師など、幾人も居るんですが、さて、由香子さんは何を?

お醤油屋さんの従業員の人に聞きましたが「あの人が詳しいから」と別の方にバトンタッチ。同じことを聞きましたが「・・・・」結局、総合プロデューサーじゃないかという事で落ち着きました。

折角、見応えのある展示なのに詰めが甘い

また通りをブラブラして

今度は、はきもの資料館です。

日田と言えばゲタと言われるほどの産地ですが「昔は町内全員がゲタにかかわる仕事をしていたと言ってもいいくらいだったんですよ」とお店兼資料館の受付をしているおかみさん。「下駄を作るのも分業制だったんですが、今では従事する人はとっても少なくなって、一から十までしなければいけないんでとっても大変なんです。と、ハナオを付けながら話してくれました。

「そうですネ。自動車にも乗れませんからね」と言うと「鼻緒があると乗れますよ」とおかみさん。「ひでの履いてるのも同じようやがいね」と奥様「あ、本当や!」と私。笑

昔は、町内のいたるところに下駄が有ったんでしょうね。

一本歯のゲタです。「そんなんで歩けるが?」と奥様が言うんで、「これはバランスボールと同じや。リハビリとか体幹を鍛えるとかにいいがいや」と私。笑

そりをする下駄とか

天狗が履きそうな下駄とか

雪下駄だそうです。「そんなん履いたらガッツパ(雪が何層にも固まっていくこと)付かん?」と奥様。「でも、雪下駄と言うくらいやし。つかんがんない」

花魁道中に履く下駄とか

木靴まで有りました。これを見るとフランダースの犬を思い出します。パトラッシュとネロが天に召される前に見た絵は、確かルーベンスだったと思います。私も見に行きたい。行きたいところばっかりです。笑

ぽっくりと言うのが有ります。ご幼少のみぎりは缶詰の缶にひもを通して同じようにして遊びましたね。

広瀬淡窓ですって。初めて知りました。

その人の歴史や日田の歴史などが紙人形業で作ってありました。「紙人形も有名なんですか」と聞くと「いえ。街を盛り上げようと、町内に居た人形作家さんが作ってくれたんです」

凄いですね~。

淡窓の咸宜園からは明治の英傑が巣立っていました。

実家にあったお雛様です。右のやつです。笑

貧乏だったんで、昔は担ぎ売りの人形屋さんが泥人形を売りに来ました。それでも、全部は買えないんでお内裏様と3人官女だけ。それも、何年もかけて・・・。涙

日田は焼き物の産地だったようです。おんた焼きと読みます。お宝鑑定団で、飛びカンナを使って作るようです。なので、全て手作りです。近くに店もありましたが、見にも行けませんでした。お高いだろうし。

お昼は行きたかった想夫恋です。焼きそばの有名店です。

隣の人のを見て「失礼ですが大盛りですか?」と聞くと「イエ。フツウデス」と片言での返事。九州は韓国に近いんで、韓国人の観光客が沢山います。大声で話しているんで中国人かな?と思っていたんですが韓国人です。韓国人も大声で話すって知りませんでした。

大盛りを頼んで2人で分けました。堅焼きそばの様で・・・ちょっと違う。普通の焼きそばの様で・・・だいぶ違う。不思議な味でした。「リピートありだな」と奥様。

イオンで買物をして、それから行ったのはいいちこでお馴染みの三和酒造です。

先ずは工場見学です。

大麦を蒸留して

発酵させて

10日間で出来上がります。後は貯蔵です。

貯蔵用の樽には漏れ防止のためにガマを使うようです。あの、川辺に生えているガマです。因幡の白兎にも出てくるガマ。あれに変わるものが無いそうです。

お礼に直売所で買い物です。いつものように「どんな味か分からん」と言うと「試飲してみますか?」と言われるんで「ハイ」と答えた奥様が呑みます。笑

「どうしてここで麦焼酎が作られたんですか?」と聞くと「以前はニッカの工場があって撤退した後に出店しました」。「?。そうじゃなくて・・・まあ、いか」

バラの湯さんでお風呂を頂いて。バラとお湯は何の関係もありません。笑

流石大分県です。沢山お風呂があってどこもお安い。

道の駅童話の里クスに着いて、

カキを食べます。「お前も食べんがか」と聞くと「柿は嫌いやて知らんかった?40年も一緒にいて。私に興味ないやろ」「・・・・」笑

私だけ75日長生きさせていただきます。笑

4時ごろから書き始めてこんな時間になりました。ダイジェストにする人の気持ちがわかるわ~。笑

 

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