ひでです。お早うございます。昨日は道の駅アグリの郷栗東で・・・明日は土曜日なんで今日中に京都を抜けなくっちゃ・・・と思いながらその日の旅程を決め、さあ、出発です。
流石アグリの郷です。プランタンに大きなイチゴ。
目指すは義仲寺です。粟津の戦で命を落とした木曽義仲の霊に参りましょう。
境内はたいして広くないんですが
拝観料を払って・・・「この巴塚って何ですか?」「巴は実在した人物かは分かっていません。義仲公の墓所のそばに庵を編んで、日々年ごろに弔う尼がいて、村人が尋ねると、名もなき女しょうだと答えたそうです。それが義仲寺の起こりです。義仲公の首は八坂神社(だったかな?)に胴はここに有ります。女しょうは巴御前だという事になりました」「じゃあ、一般に言われている和田義盛の妻になって長野で死んだ巴御前は何者なんですか?」「分かりません。ただ言えるのは巴は実在したか分からないという事です」
「よく勉強されているんですね。受付をしていても何も知らない人が多いのに」「このお寺の仕事をしていますので、それ位は当然ですよ」
「松尾芭蕉の墓が有りますが、仏舎利塔のように全国に有るんですか?」「いえいえ、芭蕉は大阪で亡くなるんですが、生前死ねば義仲寺へという事を弟子に言っていたそうで、ここに運ばれました。なにで、ここには遺骸が葬られています」
と言う話をしてくれましたが、資料館に書いてありました。笑
巴塚に参って
芭蕉さんに参ります。「旅に病んで夢は枯野を駆け巡る」。俳句はよく分かりませんが、旅に関しては芭蕉の高弟を任ずるひでですから。笑
芭蕉が祀られている翁堂です。天井絵は伊藤若冲さんだそうです。
そこから向かったのは蝉丸神社です。
場所が分からず、お店の前に居たウナギ屋さんに尋ねると直ぐそこだと。駐車場がないか尋ねると、短時間なら止めて言いと仰ってくれました。奥様が後で「お昼頃だったらお店で食べて上げれるのに」と言ったので「有り難う。でもうなぎ屋やぞ?」「前言撤回。まさかウナギやとは思わんかった」笑
何故蝉丸神社に来たと思います?
「家内安全。世界平和。孫たちがつつがなく育ちますように。」と祈る奥様。
実はここは峠なんです。それも、かの有名な「逢坂の関」なんです。
京の都から東国を目指すには必ず通る関所です。
*なにしおわば逢坂山のさねかづら・・・三条の右大臣
*夜をこめて鳥のそらねははかるとも・・・清少納言
*これやこの行くも帰るも分かれては知るも知らぬも逢坂の関・・蝉丸
百人一首に詠まれている歌が逢坂の関の往時を忍ばせていました。
うちのNO2が百人一首に凝っていまして。じじいも歯が立ちません。でも、彼女のは競技カルタなんで取るのが優先です。「アヤちゃん。意味を理解するのも面白いよ。」
いよいよ、京都です。先ず行ったのが将軍塚です。
受付で入場料を払おうとしたら、今日は工事をしているから無料ですって。ラッキ~
ここは京都を一望できるスポットになっています。何十回と訪れた京都ですが、まだまだ見る所は沢山あります。
赤丸が今から行く京都御所です。
足元が謂われになった将軍塚です。昔、桓武天皇が都を定めるにあたり王城鎮護を祈願して将軍の像に甲冑を着せてここに埋めたのだそうです。
折角中に入れて貰ってますので、石庭を回って
白い藤・・・分かりませんよね・・を回ったりしました。
次に来たのは二条城です。「何度も来てるんで100名城の印を貰うだけなんですが」と受け付けで言うと「スタンプはお城の中なんで、一番安い入場券を買って下さい」と言うんです。
「スタンプを押すだけなんですよ?」「皆さんにそうして貰ってますので。庭だけの入場で800円になります」ですって。涙
しょうがない入りましょう。
お昼はマックです。もちろん優待券で無料です。笑
奥様は何時のもサムライで、私はたまにビッグマックです
続いて、京都を抜ける途中で清凉寺で
豊臣秀頼の首塚に詣で
外人でいっぱいの渡月橋近くの
百人一首の句碑に行ったり
藤原の定家が百人一首を編纂した地を求めてうろうろと常寂光寺に来て、受付で聞くと・・・入場料が要る境内にあるようで
境内の写真だけでいいや。笑
京都は外国人のツアー客でいっぱいで、コロナの事は夢のまた夢です。笑
渡月橋に別れを付けて
亀山のイオンで買い物をして
無料のるり渓温泉で久しぶりの温泉です。
こんな山の中に誰が来るんだろうと思いましたが
バーベキューテントの付いたグランピング施設やゴルフ場、ゴーカート乗り場など色々なものが有る一大レジャー施設でした。笑
もう閉まっていますが、道の駅能勢に到着したのは
6時を過ぎていました。あ、そうそう。途中で給油しました。1ℓ130円と今までで最安でした。笑
この道の駅は大阪のはじなんです。私も目指せ車中泊全国制覇を目指そうかな?
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