水江の渡しを渡ってから、対岸の柳井原の山を歩きました。
下画像の左端から鉄塔を幾つも越えて、
酒津の八幡山(138.6m)まで2時間程の行程でした。
水江の山に登り掛けると馬が現れてびっくりしました。
丁度飼い主さんが餌やりに来られたので、撮影許可を得ました。
競走馬として活躍したサラブレッドだそうで、この山麓で静かに余生を送っていました。
時折寂し気な表情が見られますが、華やかなりし頃が思い出されるのでしょうか?
暫く山道を登ると東展望台に出ました。
高梁川の東に、足高山、南(右)に倉敷球場とかが見えますが、
千畳岩と言われるだけあってすごく大きな岩があり、そこからの眺望です。
八幡山の頂上ももうすぐ、かなり歩き難い個所もありました。
歩き始めて2時間程で頂上(138.6m)に到着、
頂上から東へ1分程歩くと眺望が開けて、眼下に酒津公園が見えました。
桜の季節には市民の憩いの場で、野鳥達も多いので私もよく足を運びます。
公園から南には、イオンモールや球場が見えます。
持参したおにぎりの美味しかったこと。
順に南へ目を移すと、先月開通した倉敷大橋も見えます。
この手前の河川敷を歩いて渡し船に乗りました。
山陽自動車道の水江トンネル
お弁当とおしゃべりを楽しんでから、下山することになりました。
ちょっと急坂で怖かったのですが、滑らないように気を付けて下りました。
対岸の山裾を伯備線が走っています。
山上には配水池とクラレ研究所が見えます。
両側の堰で東西の地域へ水を引き込んでいて、土手の東側は酒津公園の貯水池です。
八幡山からは見晴らしが良くて驚きました。
しっかり堪能してから、下山途中の八幡宮にお参りしました。
標高80mもあり、近頃では参拝客も少ないのか、かなり廃れた感じがします。
でも、新しい注連縄も飾られてますね。
上りでなく下りだから助かりましたが、かなり急な石段が続いてました。
麓に下りたら匂い立つ紅白梅が、見事に咲いていて癒されました。
こちらは酒津焼の加武登窯があった場所で、
川沿いを歩くと、裸の木々とは対照的に草の緑が眩しく感じられました。
昨夜は早過ぎる春雷に驚き、今日はまた春一番が吹いて、
いよいよ春がやって来たようです。