オリーブオイル鑑定士 姫世のオリーブオイルダイアリー -211ページ目

奈良で和ランチ

突然に思い立って、滞在していた淡路島から出かけた奈良。


それは行きたかった Ristorante があったから会いたい 知人シェフ が奈良にいらっしゃるから。

でも開店から1年も経っていないけど、なかなか予約の取れないお店になってしまってて・・・

(ま、シェフの腕前を考えたら、そうなって当然なんだけど。。。)

やっぱ、突然になんて、そりゃ、いくらなんでも無理でした。


でもシェフに会ってお店を拝見してきました~。

お店はこちら↓


姫世の ひめくり日記

知っている方は・・すぐおわかりですよね。

「Ristorante i-lunga」

奈良公園内バンビ、東大寺もすぐそこという場所で、

由緒ある日本家屋(武家屋敷とか?)を改装して作られたお店は、

お店までのアプローチも、店内も、唯一無二の異空間。

この非日常感と、どこか日本人のDNAに働きかけてくる懐かしさ・・・

落ち着くけれど、異次元にトリップしているような感覚。

いいですね~~~。

あいにくの、嵐のような雨模様も雨台風

庭の樹木を風が揺らし、

雨だれが葉の先々から絵のように流れていく様を見ていると、

荒れた天気にさえ感謝したくなるほど。 

実に美しいきらきら

庭にさりげなく立っている灯籠は鎌倉時代のものとか。。。


堀江シェフとは昨秋のイベント以来、久しぶりにお会いしました。


堀江さんの話を聞いていると、

いかにシェフ自身がこの風景を愛でているか、

いかにこの場所に愛情と尊敬の念を持っているか、

いかにやりたいことをイキイキと実現されているか、

すご~く伝わってきます。

なんていうか、

国語教師の免許も持っている堀江さんにピッタリっていう気が・・・。

心象風景にもいつもステキな言葉を合わせられる方だな~って思っていたので、

そういう堀江さんの佇まいと、お店やこの場所がよく合っているなぁ~って。


イタリア版ミシュランガイドに日本人として初めて星をもたらしたシェフの、確かな味。

それだけでも十分なのに、こんなにステキな空間。

是非、お出かけになってみてください。


私はというと・・・

堀江さんにしっかり言われちゃいました。。。

「ダメだよ~。もう、東京の人はすぐ、仕事のついでに、って思うから~」

はーーい。 えへへ…

お見通しですね。 出直してきまーす。

おいしいイタリアンを目的に奈良再訪を心に誓ったのでしたっ。



前置きが長くなりましたが・・・

じゃあ奈良ランチ、何を食べようかな~ということで、

「奈良町豆腐庵こんどう」 で豆腐料理をいただきました~。


奈良町の風情たっぷりの一角、築180年の町屋で、豆腐づくしのコースです。


姫世の ひめくり日記

・豆乳(国産大豆フクユタカ濃度15度)

・大豆含ませ(国産大豆トヨマサリ)

・おぼろ豆腐(水にさらしていない豆腐)

・朝汲み湯葉さしみ

・煮びたし(小松菜と薄揚げ)


姫世の ひめくり日記

・豆乳湯豆腐
(伊豆大島産海精にがり使用 国産大豆100%絹豆腐)


姫世の ひめくり日記

・季節の白和え(フルーツトマト、松の実、ディル)


姫世の ひめくり日記

・半兵衛の生麩田楽

(京都半兵衛のあわとよもぎの麩、けしの実)


姫世の ひめくり日記

・豆腐と山芋のかき揚げ


姫世の ひめくり日記

・銀杏ひろうすと季節の野菜の炊き合わせ

・吸い物

(うど、うぐいす菜、手まり麩、ゆず入りにがり絹豆腐)

・飯物(古代黒米入りご飯)

・香の物(日野菜漬)


姫世の ひめくり日記

・甘味 豆乳入りゆずゼリー、うぐいす餡


姫世の ひめくり日記

くぅ~~

イソフラボンとったぁ~~ って感じ。


しかー 続編!

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どれだけラブコールを送っても、
こんなに熱心に写真を撮っても、
無視され続ける私。

鹿シカト。。得意げフフッ

で、
思いました。
なんで“シカト”って言うんだろう?
どんな字を書くんだろう??って。

えー… 調べました。

花札の十月の絵柄は「鹿の十(しかのとう)」。
この札は、鹿が横を向いているため、
無視したりそっぽを向くことを、
「しかとう」→「シカト」
と言うようになったとか!

賭博師の隠語だったシカトウが、次第にシカトに形を変えて若者の間で使われるようになったそうです。

なんと、
花札の絵柄を地でいく、鹿と私の構図が語源だったとは…。

調べてみりゃあ、ますますトホホな切ない現実ガーン

しかー

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あいにくの天気の中…

奈良に来てまーす。

思いのほか、実は鹿好きだったという自分を発見。

どうにもこうにも
たまらんっ!ってなるぐらい…
カワイイドキドキ