【恋夢】切ない夜・・・11(再) | カンタ印  元気印

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日々の出来事、思った事などをとりとめもなく...

あれ以来、和美とは会っていない。

次の日、携帯で話をした。

〈急用かもしれないけど、事情くらい説明してから行ってよね!〉 和美はそう言って怒っていた。

でも、それ以降は、特に何を言うでもなく・・・今まで通り、メールや電話をしてきていた。

ただ、〈仕事が忙しいから〉と、会うことはないままだった。

サチへの気持ちに気づいてしまった俺も、無理に和美に会おうとはしなかった。



一方、サチとは一緒に過ごす時間が増えていた。

俺といる時は気が紛れるのか、明るい様子でいてくれた。

でも、その日は違った。

サチを部屋まで送って行こうとしたが、俺のスーツの袖を掴んだまま離さない。

「・・・サチ?」

『・・・雄輔。・・今日は・・ずっと一緒にいて。 ・・・1人に・・なりたくない』

見上げてくるサチが弱々しくて、儚げで・・・。 でも・・・。

「ダメ・・だよ。 こんなサチと一緒にいたら・・俺・・自信ね~」

『・・それでもいい・・って言ったら?』 サチが肩におでこをくっつけてきた。

「俺・・彼女いるよ」

『私だって・・・』 サチが口篭る。

『・・私・・最低・・(だね)』

最後まで言い終わらないうちにその唇を塞いだ。

ダメだ・・・。 もう押さえらんね~・・・。

『・・忘れさせて・・。・・お願い・・・』 そう言ったサチを抱きしめた。

                                                      つづく