『もぅ・・・バカ・・』
「いや?」
『・・・いや・・じゃなぃ』 そう言った彼女の顔を、いたずらっぽく覗き込むと
『もう・・。雄輔は意地悪ね』 と言って、はにかんだ。
彼女のおでこに俺のおでこをくっつける。
「愛してんよ♪」 頬に触れながら言う。
『私も』
「私も・・・何?」 俺は最後まで言って欲しくて、わざとそう言う。
『私も・・愛してる』 そう言った彼女にキスをした。
『雄輔・・私、幸せよ。できれば、ずっと一緒にいたいな』 涙をためた瞳でじっと見つめ返してくる。
穏やかで幸せそうな、でも、どこか不安げな表情。・・・まただ。
彼女の不安を消し去りたくて、俺も自信が持ちたくて、彼女をきつく抱きしめた。
「バカだな。ずっと一緒だ。俺がお前の事、離すわけねぇだろ?」
そう囁くと、彼女の首筋に顔をうずめた。
そのまま唇を這わせると、彼女から吐息が溢れだす。
胸元のボタンをひとつづつ外し、彼女の弱い所に触れると、切ない声をあげ、頭をのけ反らせた。
白い肌が熱をもち、ほんのりと色づいてくる。
彼女の香りが微かに鼻先をかすめた。
『ゆう・・すけ。・・・ゆう・・すけ』 俺の名を繰り返し呼ぶ彼女が愛おしい。
すがるような目をした彼女の肌が、汗ばんで俺に吸いつく。
彼女の中心に指を這わせ、その潤いを確認するとひとつになった。
「ゼッテー離さねぇ~から・・」 目を見つめ、彼女の顔にかかる髪を直しながら言う。
彼女がしがみついてきた。
『離さないで・・・』 俺の肌を濡らす彼女の涙に胸が締めつけられる。
彼女の不安はどこからくるんだろう?
「安心して・・・。何があっても、ずっと傍にいるから」
今は全部忘れて欲しくて、俺の事だけ考えて欲しくて、夢中で彼女を愛した。
そんな俺に彼女も夢中で応えてくる。 抱き合いながら、何度もキスをした。
最後は倒れこんできた彼女を抱きとめると、同時に昇りつめた。
腕の中で眠る彼女は確かに俺のものだった。
つづく