一週間前
「ドライブしたいんだけど。。。
レンタカー用意してもらってもいい?」
フロントの男性が「かしこまりました」と言って資料を用意していた
「出かけるから。。。」
そう言って隣に立った男の差し出したルームキーを何気に見ると隣の部屋
一人?彼女連れ??
そこへ、フロントの男性が「こちらの車でしたら。。。」
とレンタカーの資料を広げた
広げられた資料を見ていたら、隣に立っていた男が言った
「そんなの、わざわざ借りなくてもいいじゃん♪
俺と一緒に出かけようよ、お隣さん☆」
普段のあたしなら、即無視。。。のはずが
非日常の中で、身も心も開放的になってたのか
人懐っこい男の笑顔を受け入れた自分がいた
「じゃ、レンタカーはいいわ♪ごめんなさい」
フロントの男性のぎこちない笑顔を背に受けながら、あたしたちは外に出た
海岸沿いをひたすら走る
窓を全開に開けて、潮の匂いを含んだ風を受けながら。。。
「気持ちいい??」
「うん♪サイコー(≧▽≦)ノ」
目の前には海しか見えないような高台の駐車場
車から降りて、車のフロントの部分によっかかるようにして並んで海を見ていた
車の中でも、ココに着いても大したことは話してない
「海、きれいだなぁ~」とか「天気いいねぇ~」とかしか話してなかった
次第に日が沈んでいく。。。
徐々にオレンジ色の空に変わっていって
隣を見ると、同じようにオレンジ色に染まった男の顔があった
ボンネットの上に置かれたあたしの手の上に、男の手が重ねられた
ゆっくりと、近づいてきた顔。。。
「目。。。閉じろよ。。。」
「なんで?。。。見てたいじゃない、あんたの顔(笑)」
「。。。おかしな奴。。。」
そのまま、お互いの顔を見ながら。。。唇が触れる瞬間に目を閉じた
反対側の手があたしの肩を引き寄せ、抱きしめられた
唇と唇は離れて、代わりに首元に顔を埋められた
呟くように掠れた声が耳元で聞こえる
「俺。。。雄輔。。。お前は?」
「。。。藍。。。」
「藍は。。。ツインルームに、一人で居んの??」
「うん、そう。。。雄輔は?」
「俺も。。。一人」
へぇ~、こんな変なヤツがもう一人いたなんてって笑ってるあたしに言った
「部屋代勿体ねぇ~からさぁ~、同じ部屋に泊まんねぇ?」
体をちょっと離して、雄輔と名乗った男は言った
さすがのあたしも躊躇した
「俺と藍って。。。結構気が合うと思うんだけどなぁ~
いいじゃん、『ひと夏の思い出』ってヤツ?
作ろうよ。。。」
すっかり日が暮れた高台の上で、かすかな明かりの中にボンヤリ見える雄輔の顔
『それもありかな』と思ったあたしは返事の代わりに口づけた。。。
ホテルに戻って、あたしの部屋を明日の朝チェックアウトする旨を伝えた
フロントの男性は困惑しながらも、手続きを済ませた
お互い顔を見合わせちょっと笑って部屋に戻って行った
「晩飯一緒に食わねぇ?」
隣同士のそれぞれの部屋を開けながら話す
「どっか、出かけるの??」
「ルームサービスでも取ってさ。。。荷物も持ってこいよ。。。」
あたしは、また笑っただけで部屋の中に入った
荷物を片づけ、鞄に詰め込んでいく
少々、汗もかいてたからサッパリしたくてシャワーも浴びた
『ひと夏の思い出』がどんなものになるか。。。そんなの分かんない
でも、今はそれでいいと思ってた
荷物でいっぱいの鞄を持ち上げ、部屋を出た
すぐ隣の部屋をノックする
すぐに開けられた戸の中から、同じソープの匂いがした
こいつもシャワー浴びたんだ。。。そう思った
あたしの手から鞄を取り、中へ招き入れる
中にはもう、食事が届いていた
「適当に頼んだけど、いい??」
なんて言いながら、シャンパンを注いでいる
グラスを渡され、乾杯と言ってグラスを合わせる
「何に、乾杯するの?(笑)」
「藍と会えたこと。。。かな(笑)」
何の素性も知らない者同士の夜が更けていった。。。
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『1』を更新したきっちり24時間後にUPされたこちら↑↑↑。
あまりに早い返球に驚きながらも、何か萌えちゃった…じゃなくて燃えちゃったのよねf^_^;
ここからお互い24時間のタイムリミットに翻弄される日々が続くのよね。←大げさ?(笑)
ホント、お互いに勢いだけで書いてた気がする。
それにこの頃はお引越し計画も進行中でローンの手続きやら書類集めやら何やらかんやら…。
相方も身重だったしホント、よくやってたよな~(*´Д`)=з