シャツのボタンを1つ2つと外す。
背中から私を包み込んだ雄輔君が私の手を止めた。
「俺が…やるから…」
雄輔君の指が1つ1つボタンを外していきながら、唇がうなじを這う。
「髪…いつ切ったんだ?」
『…さっき』
「さ…っき?」
雄輔君の所に来る勇気が出ずにいた時、目に飛び込んできた小さな美容室。
『あの…』
閉店の片づけをしていた女店主に声をかけた。
〈いいわよ。 今じゃなきゃダメなんでしょ?(笑)〉
私が何も言ってないのに、そう言って快く髪を切ってくれた。
剛士が長い髪が好きだと知ってから、ずっと長くしていた髪。
切ったからといって何も変わりはしないのだけれど、勇気のきっかけが欲しかった。
『もう…必要ないから…』 いきさつを話してそう言った。
シャツを取り去った私の身体を自分の方に向き返らせる。
そのまま引き寄せられ唇を重ねながら、ベッドへと押し倒された。
唇を重ねながらも雄輔君の手が私の肌をあらわにしていく。
『ね…明かり…消して』
そう言うと、初めて気づいたように部屋を暗くしてくれた。
その間にベッドの中へと潜り込む。
服を脱いでる気配がして雄輔君がベッドの中へと入ってきた。
胸の膨らみを包み込みながら唇が背中をなぞる。
私の身体を確かめるようにゆっくり…確実に。
胸を包んでいた手の平がわき腹をなぞって太腿へと下りていく。
再び上に上がってきた指が中心を捉える頃には、熱を帯びた身体が軽く汗ばんでいた。
「麻紀…凄い…とろとろ」
溢れた滴を掬い上げては、そのすぐ上の蕾を優しく刺激する。
熱く逞しい雄輔君を腰のあたりに感じながら、それだけで意識が飛びそうになる。
『ゆ…すけ…ゆ…すけ…好き…』
荒い息の中でうわ言のように言っていた。
つづく…って言ったら怒る?