冴子が隣に越してきてから、毎日のように顔を合わせるようになった。
最初の出会いが出会いだったから、今更、かっこつける必要もなく、最初から自然でいられた。
冴子も最初の勝気な印象はそのままだったが、かわいい所もあり、俺は冴子に惹かれ始めていた。
その日、仕事先で先方とモメ、上司にもドヤされた俺は、仕事帰りにマスターの店でクダをまいていた。
『荒れてるわね~(・∀・)』 冴子だった。
「うるせぇ~!ヽ(`Д´)ノ」
『ひとり?付きあおっか?私ケッコー強いよ(*^o^*)』 冴子が笑いながら言うと、隣に座る。
「知ってらい!付きあってもらお~じゃね~の!」
俺は冴子を相手に散々愚痴をこぼした。
冴子はいいペースでグラスを空にしながら、笑って俺の話を聞いていた。
笑い飛ばす冴子を見ていたら、何だかいつまでもグチグチ言ってるのが馬鹿らしくなってきた。
「あんたは仕事やっててヤになる事って、ねぇのかよ?」
『そりゃあ、あるわよ(´_`。)でも、逃げ出すの悔しいじゃない?あとで後悔したくないし、自分ごまかしたくないし・・・だから、やるしかないかなって(・∀・)』
こいつ・・・負けず嫌いというか、やっぱ勝気だな( ̄ー ̄;
俺は冴子と話しているうちにすっかり気が晴れていた。
マスターの店を出た俺たちは駅への道を歩いていた。
『ちょっと待ってて』冴子が1軒のアクセサリーショップの前で足を止める。
この辺りはクラブやスナックなども多く、その関係で夜遅くまで開いている花屋やジュエリーショップも珍しくない。
『よかった。まだある( ´艸`)』ショーウィンドーを覗いて、冴子が言う。
「どしたの?(・∀・)」
『ん?あのリング、すっごく気に入っちゃったの♪』
シルバーのドルフィンリング。たいして高いものではない。むしろ手頃な値段。
「気に入ったんなら買えばいいじゃん(・∀・)」
『え~~?だって、すっごく気に入っちゃったんだよ!自分で買いたくな~い!(。・ε・。)』
「なんだよ、それ?(^_^;)」
『だって、せっかくだもん。誰かにプレゼントでもらいたい(*^o^*)』
冴子のこういうところが、俺をドキッとさせる。
「・・・買ってやろっか?」
『え?』
「欲し~んだろ?買ってやるよ(-^□^-)」
俺は冴子の腕をつかむと、店の中へ入って行った。
店ではサイズをどうするか聞かれたが、『すぐに着けて帰りたい』と冴子が言うので、そのままにしてもらった。
リングはちょうどサイズの合った左の人差し指におさまった。
『雄輔、ありがと~♪(*^o^*) 大事にする~♪』自分の左手を眺めてはご機嫌な冴子。
たいして高くもないリングでこんなに大喜びするなんて、安上がりな女( ´艸`)・・・高いバッグや宝石ねだる女よりよっぽどかわいいけどな。
冴子は部屋の前まで来ると『雄輔、ありがとね♪』 俺に指輪を見せてそう言った。
そして、自分の部屋に入ろうとする。
『これは いらないのかなぁ?( ̄▽+ ̄*)』
リボンの付いた小さな箱。リングは冴子が着けて帰ると言ったから入ってないけど、ケースだけは冴子に内緒でラッピングしてもらっていた。
俺が後ろ手に隠したそれを取ろうとして、ヒールの高い靴を履いてた冴子がバランスを崩した。
あわてて抱きとめる。冴子の顔がすぐ目の前にあった。
俺はそのまま冴子にくちづけをしていた。
つづく
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すみません。ペタすら行ってないのに更新しちゃいましたσ(^_^;)
これから、ペタコメ・・・ムリかも(;´▽`A``
ごめんなちゃい(>_<)