被災3日目(青森県八戸市にて) | 元バリキャリ☆ひめわかのプレママ日記

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大好きだった仕事を辞めて主婦になったとたんに妊娠! 驚きと喜びの毎日…いつか我が子に伝えてあげたい。自分の母親が日記につけていたように☆ 予定が7/15の初マタさんです♪

3/13(日)の記録です。

すごくいびきがうるさい人がいたなぁ
と思いつつ起床。

朝食は昨晩の内容+バナナ、リンゴ。
青森のリンゴのおいしさをかみしめる…

どうやら飛行機が飛んでいるということなので
ダメもとで三沢空港までチケット予約に行くことに!

電気が通ったということで、
避難所の人たちは続々と自宅へ帰宅。
「あなたたちも帰るの?」と聞かれ、
「はい。もうすぐ出ます。」という答えに嘘はないけど
いま私たちに帰る家はない…

避難所を出発するとき、スタッフさんに妊婦なことがばれ
これをもっていきなさい!とパンをいただいてしまった。
このところまったく見かけなかったパン♪
本当にありがとうございます!

三沢空港に着き、どきどきでカウンターに相談すると
今日の便は満席…。明後日も満席…。
なのに、なぜか明日の便に空きあり!!
係の人に「すごく運がよかったですよ」といわれるほど
奇跡的チケットをゲットしました☆

空港からの帰り道、再び夫くんの同僚と連絡をとり
みながいるという避難所に向かいました。
リベンジ成功で、久しぶりの仲間と会うことができました♪
知り合いに会えるってなんて安心するんだろう!!

この間、同僚さんたちは会社や工場を視察していたらしく
津波にやられた現場の写真を見せてもらいました。
なんと、早速改修工事の打合せがされてる様子。
夫くんも事務所におもむき、関係者への最後の挨拶に回りました。

みんな、悲壮な様子はなく明るかった。
一緒に仕事をしてきた仲間、お酒と夜を明かした仲間、
もう部署異動になってしまったから、ここに戻ることもない…
夫くんはどんな気持ちで最後の挨拶をしたんだろう。
ただ、みんなの笑顔をみて、ゆっくりと…けど確実に
復興していくんだろうなと確信した。

みなと別れたあと、ガソリン2000円分をゲット。
電気が通ったおかげでポンプも稼働し、
領収書も手書きからレシートへ!

お店では久しぶりに野菜をゲット。
いただいたパンと、野菜のおいしさがしみわたる…

この日の宿は、初日にお世話になったホテルニューオータニ決定。
初日と同じスタッフさんが出迎えてくれました。
電気、水道、ガスがとおり、お風呂も入れます!と
笑顔で対応してくれたことに感動…
まだ夕方にもかかわらず、部屋で一番にやったことは入浴です!

夕飯は八戸市内のレストランで。
数少ないながら、営業している飲食店があった☆
メニューは限られていたけど、
いつもと遜色ない夕飯をいただきました。
八戸最後の晩餐。

家財一式が入ったコンテナは八戸駅で鎮座しているそう。
倒れたり水がかかったりもせず無事だと☆
しかしいつ愛知に運ばれるかは不明…

もうひとつの気がかり、愛車プリウスは
なんとか無事陸送を以来することができました。
出発日は未定ながら、津波で流される心配のないところで
保管してもらえるとのこと。
手をつくしてくださったネッツトヨタに感謝!

いよいよ八戸出発を明日に控え
ベッドに横になったら、赤ちゃんがもこもこ動いている。
よく動いているのに気をよくして、
ちょっと名前どっちがいいか聞いてみようか、と夫くん。
被災中にいくつか候補があがっていたのです。

夫くんが手をあて「自分の名前は自分で決めるんや」というと
それに答えるようにドッ!とキック1回。
息をのむ夫婦…

「○○(候補1)?」 …しーん(返事なし)
「△△(候補2)?」 …ドッドッ!(キック!)

なんと、返事キター!☆☆

TVでは悲惨な状況が延々と流れている。
飛行機はとれたものの、家財も車もない新生活はどうするんだろう?

不安なこと、悲しいことはたくさん溢れているけど
いま私たちは間違いなく幸せだった。
夫くんが愛しくて、赤ちゃんが愛しくて、
そんなみんなが一緒にいられて…
生きているというか、「生かされている」。

明日からも3人で生きていけることが幸せ。
きっとみんな一緒だから、がんばっていける!