想い出 | 入れ墨を背負った介護士

入れ墨を背負った介護士

入れ墨が入ってるけど介護がしたい・・・そんな思いで『介護職員基礎研修』という資格を現在取得中。9月10日に卒業。それでもやっぱり介護がしたい・・・人の役に立ちたい・・・自分の生きた証が欲しい。

おばあちゃんが今日自宅から斎場に行きました。
みんなで旅支度をして、夕方斎場にお線香をあげにいきました。

冷蔵庫?に安置されていて開けて見せてもらうとおばあちゃんはあたしをよく連れて歩いている頃のおばあちゃんでした。
顔はすごい綺麗で、優しい穏やかな顔でした。
冷たかった。
冷たい顔に沢山キスをしました。

あたしとおばあちゃんの想い出は本当に尽きない。
小さい頃、オネショシーツとボロボロのタオルをもっておばあちゃんとよく色んな所に泊まりに行った。
夏の暑い日、おばあちゃんは寝れないと泣くあたしに一生懸命うちわで扇いでくれた。
寝る時はいつもおばあちゃんと一緒だったし、本当によく怒られた(笑)

今となってはおばあちゃんが幸せだったか聞く術がない。
今頃、30年前に亡くなったおばあちゃんの息子と再会してるだろうか?

この世では出来なかった事、あっちの世界でおじちゃんに大切にしてほしい。

おばあちゃんの棺には、おばあちゃんの祖国である韓国のシマチョゴリをいれてもらった。
とてもかわいかった。
いつの間にか小さくなってしまった体。
最期まで家に帰りたいと泣いていたから家に連れて帰ってこれてよかった。

あたしがいくまで待っててね。
おばあちゃん。




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