このページは、上記上矢印【あげたいもの。】〈34〉の校閲!?をした智くんの心情がダダ漏れてしまったページです。
もしよろしければご覧ください。
もちろん本編ページだけでも大丈夫ですよ〜!







翔ちゃんが、注射が苦手なのは仕方ない!
だから、おばさんが付き添ってきたんだろ?
それを言葉巧みに『翔ちゃんを任せてください!』とか言っちゃって…診察室から追い出して!いつの間にか手を握ってるとか!あり得ないんだけど!!

『翔ちゃんを任せてください!』だなんて…娘さんをください!的な“ご挨拶”みてえだな。

翔ちゃんは男だから…ご子息をぼくにください!か?

や、ちがうちがう!!そうじゃなあい!!
問題は、おばさんを診察室から追い出して翔ちゃんの手を翔ちゃんが気が付かない間に繋いでる!ってことだ!


たしかに、その会話は一語一句間違ってないとおもう。

一語一句は、さすがに大袈裟かもだけど。

翔ちゃんは記憶力がいい。
良すぎるくらいだもんな。

その場の雰囲気とか空気とかも覚えていて…だから嫌な夢とかも見ちゃうだとおもう。

このあと、すぐぐらいに起こる事件や、ピアノの先生のことだって…いまの翔ちゃんは魘されるほど夢に見るみたいで、ここ最近も怖がってる。

視線も感じてるし。

楽しい夢を見れば幸せなのに、きっと嫌な体験、怖かった出来事は忘れられないんだろうな。

脳内のどこかしらに、その記憶はあって不安なことがあったりすると夢で見ちゃうのかも?

これからは楽しいこと、いい体験をいっぱいして、悪いこと嫌なことは素敵な思い出で上書きしたらいいんだよ!

それはおれが上書きする!!

に、しても!この病院の医師と男の看護師は許さないぞ!