BLです。
妄想です。
大丈夫な方はどうぞ。
前ページにも記載してあります。
この【あげたいもの。】のお話をちょっとゔわぁーっと書きました(まだ妄想途中ですが。)作者本人も…ん?となってるところなのです!え?ってなってます!その場面まではもう少し掛かる?かもです…しばしお待ちを?
父さんも母さんも仕事に行った。
家の中はシーンとしている。
外も割と静かだ。
通学、通勤時間が終わりを告げ少し静かな時間。
なのに部屋からどころか、ベッドから出られない僕。
起き上がれない。
起きたいけど起き上がれない。
胃が痛くて。
何日か前から胃が痛い。
食いしん坊の僕が何も食べたくないとか自分でも怖いとおもい始めている。
両親とは智くんと距離を置くようになって3日ほど経ったころ話をした。
母さんは倒れる理由を知っているけど、父さんは知らなくて単に体調の問題だとおもってたみたいだ。
まあ、母さんが「今日も倒れたのよ。」としか報告しないのもよくないのだが理由を聞いてこなかった父さんにも問題はある。
ただ幼少期から気を失うことはあったようだ。
記憶力がいいとされている僕でも保育園に通ってた時の記憶で現在(いま)みたいに囲まれたりして倒れたという記憶が残っていない。
楽しく遊んでいた記憶…智くんとは学年が違うのだから当然教室も違うのに一緒に過ごしてた思い出ばかりだ。
ただ年長さんになってからの保育園はあまり楽しく無かった記憶だ。
理由は単純明快で、智くんが居なかったから。
気を失い倒れた記憶がないのは、そんな状況下に置かれることも少なかったかもしれないし、原因が何かは記憶のない今となってはわからない。
おそらく、その頃の両親も理由はわかっていなかったとおもう。
それが今と同じ状況下での出来事なのか?は自分でもわからないが、父親も倒れやすい体質だとは認識してくれていた。
とりあえず〈現在の場合〉を説明して、いつも智くんに助けてもらうのは迷惑なんじゃないか?と思ってることを話した。
プラス僕がそんな感じで体調を崩すと母さんが仕事を休むのも申し訳ないとおもうようになったとも話した。
最初は『子どもが倒れて寝込んでいるのに仕事には行けない!』と言われ(ま、それが当然なのかもだけど)そうしてくれることは感謝してるとも伝えた。
『ただ…やっぱり長引くと数日学校を休むことになる。
そうなるとママも同じ日数休むでしょ?
次に出勤した日は、とても大変なんじゃないか?
それは1日休んだだけでもママは…そのつもりなくても…次の日忙しそうにしてる。
僕が元気な日のママとは違う。
さすがに中3にもなると、それくらいわかるよ?
申し訳ない気持ちと嫌だなって…これは僕のわがままかもしれないけどなるんだ。
それが嫌で無理して学校に行っても治ったわけじゃないから結局倒れちゃうのがオチだもん。』
と、語るように話したら平行線だったのが少し変化をもたらした。
そこには父の助言があったのも強い。