闘病記録①~最初の緊急搬送~はこちら
Y病院での最後の点滴(手の甲)を刺して貰い
廊下に出ると、
ベンチでママンが待っていてくれました。
『・・・手の甲・・・だった・・・』
『あちゃ~・・・痛いんだよね手の甲・・・』
『ん・・・リハビリ行って来る・・・』
『あ、そのまま行くのね』
『うん・・・パパ来るといけないからそこにいて・・・』
憔悴したまま点滴をカラカラ引きずり、
いざリハビリ室へ
ここでの担当技師さんは、
熟練感漂うおばちゃま技師さん
この日は点滴が手の甲に刺さっていて
やや抜け易いと言う事で、
慎重にベッドに上がり、
横になりながらお顔をマッサージして貰う事に・・・
何かVIP・・・
『この後検査があるの?』
『はい、その後診察で・・・予後の事を話す感じで・・・』
『そう・・・結果が良いといいね』
『はい、本当に』
『この先のリハビリの事だけど・・・
先生とはまだこれから話すんだもんね?』
『あっはい・・・そうですね・・・(転院するつもりだしな・・・)』
『・・・また必要だったらここに直接連絡貰ってもいいし、
改めて予約取って貰うのがいいかな』
『あっ・・・はい・・・そうします』
特に何も話していなかったけど、
リハビリ技師さんは何かを悟っている様子で
私がもうここに来ない事を
分かっているようでした。
ベテランさんの勘なのかな・・・。
丁寧にマッサージをしてくれて、
別れ際に
『じゃあね、焦らずコツコツね。お大事に』
と声を掛けてくれて
くるりと踵を返して去って行きました。
そうこうしている内に点滴が終わり、
抜針の為に処置室の方へ戻ると
13時頃到着予定だったパパンが
車をすっ飛ばして来てくれていて、
既に到着していました(12時前)
次回は『検査の前に』で更新しますっ
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hime