闘病記録①~最初の緊急搬送~はこちら
案内係として病院入口をうろうろしていたNさんは
実は相談係だった事が判明!!
そして促されるままに椅子に座る我々。
『ご不安な事があったとの事ですが、
一つずつ聞かせて貰えますか?』
『はい・・・』
『まず、掛かられている科と
担当の先生を教えて下さる?』
『耳鼻咽喉科で、M先生です』
『耳鼻・・・咽喉科・・・ね。
あら、M先生なんですねぇ』
この病院に来て、
私の言う事をメモしながら聞いてくれたの何て
初めてだ。
それだけで少し感動してしまう・・・
『それで、いつからこの病院に?』
『はい、7日(金)の夜の救急からで・・・
6日(木)から顔面麻痺があって・・・』
そして説明して行く中で
ふと病名を伝えたのですが
『あら・・・ハント症候群なのね』
と返って来て、
いち相談係さんがこの病気を知っている事に驚きました。
(10万人に5人の病気)
そのままここまでの流れやM先生の発言、様子等
全てを濁流の如く訴え
その都度相槌を打ちながらメモを取ってくれるNさん。
ひと通り聞いた後に、
『これじゃあ患者さんは不安になっちゃいますよねぇ・・・。
まずはごめんなさいね』
と謝るNさん。
Nさんは悪くないよ・・・
そして、
『まず、今している治療は最善だと思います。
そこは安心して治療に専念して大丈夫』
と、私と家族の目をしっかり見て話すNさん。
『そ、そうなんですか・・・?』
『ええ。私、元々耳鼻咽喉科にいたんですよ』
・・・・・・・・・
何ぃ!?!?
まさかのNさん(市原悦子さん似)
案内係=相談係=元耳鼻咽喉科看護師さん
だった!!!!
とっ・・・
とんでもねえポテンシャルの人じゃないか・・・!!
次回は『心の安寧』で更新しますっ
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hime