ラムゼイ・ハント症候群
 

発症から現在までの闘病記録を

出来るだけ記憶を遡って、

可能な限り細かく残して行きたいと思います。

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闘病記録①~最初の緊急搬送~はこちら

 

 

 

 

 

『大丈夫だった?アセアセ

 

と聞かれて、

 

『うん・・・でもおばちゃんに

思いの丈をぶつけてしまった・・・』

 

と返す。

『何て言ってた?』

 

と聞かれて、

 

『別に何も・・・今やる事やるしかないよね、って感じ』

 

と返す。

 

 

 

会計をする為に、

一階へ向かう・・・。

 

家族がお仕事の電話があるとの事で、

日当たりの良いベンチで一旦座る事に。

 

 

 

これからどうしよう・・・

この病院で長く治療するわけにいかない・・・

絶対良い事にならない気がする・・・

 

明日からもここで治療していいのかな・・・?

次の病院探さなきゃ、でも点滴すぐにしてくれるのかな・・・?

 

いい病院、いい先生を探さなきゃ・・・

 

 

・・・でもどうやって・・・?

 

 

 

そんな事が頭をぐるぐると渦巻いて、

気が付けばスマホを握り締めたまま軽いパニックに陥って

呼吸が荒くなっている私・・・ネガティブ

 

 

 

 

電話を終えた家族に、優しく

 

『大丈夫?』

 

と聞かれるも、

 

『何が・・・?大丈夫なわけないじゃん』

 

と八つ当たりで返す・・・ゲロー

ごめんね・・・

 

 

 

ここで突然、弾かれたように

顔面神経麻痺を経験した事のある

お知り合いのお姉さんに電話を入れるスマホ

 

良い病院の情報を聞こうと思ったからだ。

 

 

 

一旦は繋がらなかった電話に

すぐ折り返しが来て、

 

ぐったりしている私に代わり

始めは家族が状況を説明してくれて

その後私に代わる。

 

『辛かったね姫ちゃん・・・!』

 

と優しく話し掛けてくれる声に

発症後初めて、

堰を切ったようにボロボロと泣いた。

 

 

 

泣きじゃくりながら今の状態を説明すると、

すぐに情報収集に入ってくれたお姉さん

頼もしい・・・

 

 

 

その段階で色々なお医者さん達とも連携を取ってくれて、

 

 

初期治療の内容は正しいもので、

少なくとも今出来る最大限の治療は

選択出来ている病院

 

 

と言う言葉が複数のお医者さんの口から出た事で

今している治療で大丈夫だと言う事が分かり

少し胸を撫で下ろす・・・無気力

 

 

一先ず今この病院で出来る事は無くなり、

今度こそ会計へ・・・とふらふら歩いて行くと

家族が病院の案内板の前で立ち止まるランニング気づき

 

 

『出来る限りの事は今すぐに訴えておいた方がいいよ』

 

 

その指の先にあるのは、

 

【お客様相談室】

 

の文字だった。

 

 

 

 

次回は『会計カウンターの片隅で』で更新しますっ 救急車

 

 

 

 

 

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ぽってり苺himeふんわりウイング