闘病記録①~最初の緊急搬送~はこちら
Y病院の救急外来にて、
退勤後に駆けつけてくれた(呼び出された?)
耳鼻咽喉科医M先生と
研修医U田さんのやり取りに一抹の不安を覚えながら
診察は続く!
『頭痛は今はありませんか?』
『そう・・・ですね、あんまり気になってないです』
『耳は痛まないんですよね?』
『はい、痛くないです(←昨日の救急以来、痛みが治まっていた)』
『一応耳の中診たい・・・んですが・・・
あれ、ちょっと・・・器具が見当たらない・・・あれ?あれ~~・・・
ちょっと無い、みたいですね・・・。
まあ痛くないんですもんね、そのまま診ちゃいますね』
『あはははい、お願いします』
『じゃちょっと失礼します・・・(右耳を覗く)・・・う~ん・・・
大丈夫そうですね・・・あれ、
ここちょっと外側の所赤いですね・・・?
何か触ったりする癖とかありますか?』
『えっ?いや特には~・・・。』
『ここ触って痛くないですか?』
『いや全然。』
『そうですか、何か引っ掻いちゃったりしたのかな・・・
(左耳は見ず)
はい。大丈夫だと思います』
この時点で耳の中まで診て貰えなかったのは
今思えば見落としポイントでした
見当たらなかった器具、探して貰ってちゃんと診て貰うべきだった・・・。
『じゃあちょっとお薬を出すので、これを引き続き飲んで貰って・・・
ステロイドは残ってるやつはもう飲まないで下さい。
ちょっとお薬の切り替えが分かり難いので、ここに書きますね
(昼間耳鼻咽喉科クリニックで貰ったお薬の説明書に
手書きで説明を加えてくれる)
この通りに飲んで下さい
11日の連休明けに診察と、あと聴力検査を入れますので、
その時に足りなくなったお薬また出しますね』
*プレドニン終了、
バラシクロビル500mg×2錠→ファムシクロビル250mg×1錠へ変更、
アデホスコーワ顆粒追加
『分かりました、ありがとうございます!
・・・このアデホスって、粉薬ですか?』
『そうですね!顆粒です!』
『おお・・・分かりました・・・』
元々粉薬が苦手だったのと、
この時点ではコップでお水を飲むのが難しくて
粉薬は非常に飲み難いのが予想されたのですが、
何故かすごくいい笑顔でハッキリと返されたので踏み込めず(笑)
オブラート買えばいいか・・・と諦めました・・・。
『今日はあとMRI・・・は昨日撮ったんですもんね、いいか・・・。
・・・もしかしたら11日に、お顔のMRIを撮るかも知れません。
夕べ撮られたのは頭のMRIなので、
お顔の方の今見たい神経系が写ってないんですよ。
なので11日に撮るかも知れないです』
『分かりました』
『じゃああとは不安な事とか何か質問が無ければ・・・』
『あの・・・』
『はい何でしょう?』
『私、声優なんですけど・・・人前に出る事もたまにあって・・・』
『おっと・・・!そうなんですね・・・(電子カルテに記入)』
『その・・・出来るだけちゃんと治したくて・・・よろしくお願いします』
『分かりました。まずは点滴頑張ってみましょう。
そこでみるみる良くなる方もいますし、
11日の検査で耳の症状もちょっと診て・・・
そうですね、まだお若いですし女性なので、
お仕事もあるし・・・出来るだけ・・・そうですね、
完治出来るように・・・はい、頑張りましょう』
『あっはい・・・ありがとうございます、よろしくお願いします』
『よろしくお願・・・
あっやっぱり今日も採血してもいいですか?』
『えっあっはいっ分かりました!大丈夫(じゃない)です!!』
『じゃあ準備が出来たらお声掛けしますので、
一度待合室・・・待合室で大丈夫ですよね?(U田さんに)
はい、そちらでお待ち下さい』
『はい、分かりました~~・・・』
何か話せば話す程不安になるけど
とりあえず噂の初期治療は開始出来る・・・!!
良かった・・・!!!!
今日はあと採血だけ頑張ったら終わりだ!!
しかしある意味、
この日の本当の試練はここからだったと言えよう・・・・・・・・・。
次回は『研修医の洗礼』で更新しますっ
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hime