今日で発症から2ヶ月。
昨夜の記事で、ここまで
３回だけ辛くて泣いた
と書きました。
その二回目の涙
のお話です。
２回目に泣いたのは、
初期治療を行った病院
Y病院での診察後
の事です。
Y病院での初期点滴治療は、
コロナ禍な事もあって入院ではなく
通いで行われました
量と症状的には本来入院になるものでしたが、
通えない距離ではなかった事と
病院の状況から、
毎朝1時間程度の点滴に通う判断をしました。
点滴治療開始が、
三連休初日の土曜日だったので
連休明けの火曜日に
耳小骨筋反射検査
と診察を行う事になっていました
これがその時の検査結果です。
向かって左側が麻痺側の右耳のグラフですが、
左耳と比べてほとんど反応していない事が分かります
（この反応が無いと、大きな音を防いだりする機能が動いていない状態）
さて、私は小さい時から
とにかく注射が嫌いで
中でも針を刺したままにすると言う点滴はもう
悪魔の所業
としか思えず・・・
（点滴は大事です）
診察までの３日間の点滴は、
心身共に中々苦しいものがありました
実際には点滴治療開始の前夜も、
救急病院で点滴を無駄に刺されていたので
（これは【闘病記録】でまた書きます）
診察の日までで４日間点滴していました
注射が苦手だと言うのに加えて
点滴開始2日目に、より重い病気である診断が出た
病気の急性期であった為、お顔が絶好調に動かなかった
注射が上手くない方が続き、最初2日がめちゃくちゃ痛かった
強い薬の為、腕が痣だらけになって行った
こういった事も重なっている状況でした
かなりメンタル的に逼迫はしていましたが、
個人的には
（でも少しほっぺの辺りとか動いてる気がする・・・
）
等、変化を前向きに感じながら
治療開始４日目にあたる連休明け
点滴をしてから、
予定通り検査と診察へ向かいました
そこで金曜日の夜振りに、
担当医となっていたM先生と再会するわけですが
この先生が非常～～～～に頼りない先生で・・・
ブルー：先生
ピンク：姫野
どうですか？
何かお変わりありますか？
あっいえ特に実感は・・・
見た感じはどうですか？
・・・まあ一般的な進行かなって
感じです・・・かね。
今の所お顔の変化って、
前回と比べて変わりませんか・・・？
あっはい、変わりませんね。
・・・全くない感じ、ですか？
はい。全くですね。
一回喉見ますね～～（見る）
・・・はい。
えっと・・・喉ってどんな感じ・・・
あっ私金曜日に喉見るって
言いましたよね・・・？
えっいやそうでしたっけ・・・
（見るって言ってたのは
顔面のMRIじゃ・・・）
ごめんなさい！すぐやりますね！
（鼻カメライン、めちゃくちゃ痛い）
・・・（ダメージ大）
点滴って一週間予定ですけど、
10日間やらなくていいんでしょうか。
あ～～、確かに重症な方は、
10日間やる人もいます。
私って・・・重症ではないですか・・・？
いえ、重症だと思います。
えっ（笑）
・・・じゃ10日間やった方が・・・
そう・・・かも知れませんね。
ご希望があればやれますが、
やりたい感じでしょうか？
確実に良くなる方がいいかなとは
思うんですけど、
お医者さんから見てどう思いますか？
やった方がいいでしょうか？
・・・まあご希望があれば・・・
こんなやり取りがあったり、
検査結果に関しても
まあ、ハント症候群で間違いないかと
思います。
だけで、特にどういう状況であるとか
だからどんな症状が起きているとか
これから起こり得るとかの説明は無く・・・
終いにはご自分が今何日分お薬を出されているのか
分からなくなってしまったようで、
（きっかり一週間分飲むお薬があった事もある・・・のか・・・？）
紙にグラフを書き出して、
手でそれを数えて日数を確認し出したり
途中で混乱してそれをやり直したり・・・
ねえこれ大丈夫かなあ！？！？
と思わざるを得ませんでした・・・
このまま治療していて
大丈夫ですか？
ちょっと不安なんですけど・・・
と訴えると、
あまり不安が強いようでしたら、
心療内科に紹介状を書く事は
出来ますけど・・・
との事でした。
んんんん違うなあ！！！！
後に分かりましたが、
まだ卒業したてでとてもお若くて
その病院にも異動したての新しい先生でした
予約の取り方等も、看護師さんに教わりながらやっていました。
結局、
点滴の日数は
ギリギリまで増やしてみよう！
と言う事になって
そこで量も決めて（何故か一緒に）
その日の診察は終了となりました・・・
待合室で茫然自失で待ってた時にも、
パタパタと走って来て
すみません、他の先生と相談して
点滴の量をこうしようと思うんですが
いいでしょうか？
と手書きの計画表？を見せて来られました。
予定よりだいぶ多い量だったので、
それだけ入れた方がいい状態って事で
他の先生が見てくれてなかったら
足りてなかったんじゃないのか
とか
そもそも言わなかったら
一週間で打ち切りだったのはどうだったんだ
とか
いろんな事が不安で不満で
気付いたらお会計を前に、
院内のベンチで号泣
していました・・・
毎日大嫌いな点滴で必死なのに、
少しでも治る可能性を繋ぎたくて
とにかく一生懸命やるしかないのに、
今先生しか頼れる人がいないのに
連休中だって病名が変わって不安だったし、
この日の診察でいろいろ聞けると思ったのに
却って何故かこちらが聞かれる事ばっかりで、
治療プランまで自分で決めてる状況だし
ちょっとはお顔変わって来たかなと思ったのに
全くだってバッサリ行かれちゃうし
考えるでも寄り添うでもない先生は・・・私からしたら、
何で先生は
お医者さんになったんですか？
って質問が、
頭の中をぐるぐる回っていました・・・
この後すぐに、
初期治療終了後に病院を移れるよう
情報収集を始めて、
いろいろな方の力をお借りして
気持ちを落ち着ける事が出来ました
病院の相談窓口に、
担当医を変えられないか
相談したりもして、
不安を伝えさせて戴いて
少なくとも今している点滴と内服薬の初期治療は
考え得る限り最善策
である事は複数の方のお墨付きを戴いたので
それが終わるまではY病院で頑張ろう・・・と決意。
終わったら違う病院で、
ちゃんとした先生に
診て貰うんだ！
と思う事で、
メンタルを安定させながら点滴に通いました・・・
全てを賭けて治療に向き合っている中で、
先生に全く手ごたえが無いのは
不安で不安ですごく辛かったです・・・
さすがに元気失くしちゃったぜ・・・。
これが発症後、
２回目の涙
でした。
hime