経済対策として11兆円以上もの予算を麻生内閣が打ち出しています。
全省庁に景気対策の施策案を求めたり、有識者80名くらいから10分ずつ意見を求めたり・・・
やっていることには華があるけれど、実際にこれだけの施策を2年くらいの期限付きで一斉に打ち出したけれど、実際どうなのか?
安心して生きていける・・・社会保障がきちんとしており、何かあったら国が助けてくれる。
医療も安心して受けられる、生き甲斐のある仕事を努力すれば報われる、将来を夢見ることが出来る・・・
そんな現実とは乖離しているきがします。
2008年 10月 |
麻 生 |
生活対策 | 事業規模 26.9 |
補正予算 4.8 |
・定額給付金 ・高速道路料金引き下げ |
2009年 4月 |
経済危機対策 | 56.8 | 15.4 | ・低公害車・省エネ 家電購入補助 |
最近の対症療法の中でも、エコカーの購入補助とか住宅購入の補助は元手があれば享受でき、総理のお株が上がるのでしょうが・・・
定額給付金とて、先日も市役所で大声で職員にくってかかっておられたように、2月1日現在、住民票のなかった方には交付されないなど、本当に必要な方々には届かない場合も多いのです。
書類をそろえ、実際に振り込まれるまでの手続きにも申請者側にも交付側にも多大な労力と予算が伴います。
多くの税金や借金で生み出される今回の対策。今は良くてもその借金を払って行かなくてはならない子どもたちの現実。
ついつい私だったら・・・と考えてしまいます。