手塚治虫が水木しげるにライバル心燃やして描いたと言われているね(・・)h
ただし、水木しげるの描いた妖怪が人と共存している世界と、
手塚治虫の妖怪を悪として描いている世界では全く違うけどね~(・・)
水木しげるが描いた妖怪の世界を最もよく表しているのは、ねずみ男だよね~(・・)h
善とも悪ともつかない、人とも妖怪ともつかない物欲のかたまりでせこさの権化のような
あのキャラクターが水木しげるの世界の住人の代表格であって、
妖怪が描けるからあの世界が成り立っているわけじゃないからね~(・・)
鬼太郎だって、ねずみ男ほどじゃないけど、『鬼太郎夜話』あたりは結構せこかったりするからね!
手塚治虫の描く世界にああいうせこい登場人物っていないからね~(・・)h
とは言え、『どろろ』は大好きな漫画なのだ(*^^*)
漫画は中途半端に終わっているが、なんと言っても百鬼丸がカッコいい☆
映画の「どろろ」を観ていたら、色々思い出しちゃったので(*^^*)
手塚治虫の真骨頂は何と言っても悪役にある(^^)
醍醐影光は、最悪の悪役である(・・)
天下とりの為に妖怪に息子の体を売り渡す。
体の器官のほとんどを妖怪に奪われ、穴ぼこだらけになった自分の息子である赤ん坊を
不気味だと言って殺そうとし、それが叶わないとなると母親に始末するように命ずる(・・)
「人ではない」
と言う影光の方がよほど人間離れしているのだけどね~(・・)
私は手塚作品のスターの中ではアセチレンランプが大好きなんだけど、
醍醐影光とはいい勝負だね(^^)