「ラスト・フレンズ」☆ | ひめみこ。。のブログ

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平安時代の古典【宇津保物語】の漫画を描いています。

長澤まさみ、上野樹里は、実際はどうなのか知らないが、
「自己主張が強い」とか「ワガママ」とか「女王様」とか言われている。

そんな事はどっちだっていいのだが。
女優は感動を与えさえすればそれでいいのだし、
もしワガママで現場の雰囲気が悪ければ、そういうドラマになってしまうだろう(・・;)
マスコミに冷ややかな対応をしてそういう噂を立てられているという事も十分あるのだし、
ほとんどの報道関係者はろくでもない質問ばかりしているのだからどうでもいい事である(・・;)

このドラマもあまり期待せずに観ていたのだが、なかなか面白くて欠かさず観ている(^^)

長澤まさみの出演しているドラマは一応それなりにチェックしてきたが、
面白いとは到底思えなかった(・・;)

映画「世界の中心で愛を叫ぶ」は好みのストーリーじゃないので、観ていないから知らないが、
女優として感動を与えたのか、ストーリーが良かったから感動を与えたのかは
微妙なところである(・・)
あの映画は、著者自身が
「あんな大袈裟なタイトルではなかった。」
と言っているのが実にしっくり来る(・・)
恋愛というものは必ず「自分を中心に愛を叫ぶ」事になる。
著者はそれをよく分かっていて、「大袈裟なタイトル」と言ったのだと思う(・・)

著者自身が純粋に悲しみを書いた事には共感するが、映画として観た時には
「ここで感動させよう」というツボを最初から設定してある物語に私は魅力を感じないのである(・・)

悲しみは、客観的に観ればTVのニュースの一事件のようにあっけなく味気ないものである。
TVのニュースで素っ気なく報じられても、当事者達は悲しみのただ中にある(・・)
病気で亡くなる人も、若くして亡くなる人も世の中にはいっぱいいて、
あの大仰なタイトルで、それが世界の全てであるかのように製作してある映画に
私は興味が湧かなかっただけなのだ(・・)
著者が大仰なタイトルに躊躇したのも、この物語が個人的な物語だとよく分かっているからだろう。
この物語自体よりも、世間の騒ぎ方に対する著者自身の冷静さに私は好感を抱いた、と思う(・・)

私は真面目一辺倒のラブストーリーよりも、実際の恋愛にありがちなコミカル部分や
歪んだ部分を好むところがあるので、「セカチュー」は観ようとも読もうとも思わなかった(・・)

上野樹里は、映画「スウィングガールズ」とドラマ「のだめカンタービレ」を観て、
更に「ラスト・フレンズ」を観るに至り、全く違う女の子を演じているので、
彼女自身がどうであれ、楽しませてくれる女優だとハッキリしている(^^)

長澤まさみはCMでもウニャウニャした変なしゃべり方をするし、
ドラマでも世間でいうところの「清純派」の役しか演じていないので、
私の中では評価が低かった(・・)

もちろんそんな役を演じているのは事務所の意向であって、彼女のせいではないので、
「もっと長澤まさみ自身の味がそれなりに出るような役で観てみたいな~(・・)」
と思い、辛抱強く待っていたのである(^^)

このドラマの役は何も考えずに演じる事は出来ないと思う。
美容師としてやり甲斐を持ちながら、暴力を振るう彼氏に辞めろと言われ、逆らう事が出来ない。
DVから助けてくれた男性に恋を告白しながらも、彼は別の女性に恋している(・・)
その女性は親友でもあり、不可解な態度をとり、ひどくとまどう(・・)

複雑な人間関係がほどけていくのか、もつれていくのか分からないが、
それぞれ登場人物が抱えている秘密なども今後明らかになっていくらしい。
長澤まさみの演じる女性は、語り部としての役割も持っているから、
どのように語るのかはとても楽しみなところである(^^)

ドラマ「セーラー服と機関銃」では、薬師丸ひろ子が組の若頭が死んだ時、唇にキスしたのに、
長澤まさみは頬へのキスだったのですごくガッカリした(・・;)
長澤まさみの清純派のイメージを守る為だったとしたら、
「何という勿体ない事をしたか」
と思った。
亡くなった若頭の唇にキスをするから感動をするのであって、頬だったら何の意味もない(・・)
若頭は既に死んでいたのだから、彼を愛おしいと思っていなければ唇にキスは出来ないのだ。
頬へのキスでは表現としては半減してしまう(・・;)

さすがに今回は腹をくくっているのか、手加減はなさそうなので期待出来そうである(^^)