ひょんなことから、エア・○○の若い機長と知り合った。第一印象は、はっきり言って、いまいちだった。第一人の目を見ないで話す。これは、ドイツではもってのほか。
一回目のデートは、ベルリンのクルー専用ホテルで。部屋は、清く正しく別々にとった。食事の後ホテルのバーに誘われ、飲んでいたところ、同僚のスッチーが通りかかると、気軽に挨拶している。
「パイロット詐欺」ってあるやん。ひょっとしてこの男も「パイロット」になりすまして、女を引っ掛ける詐欺専門男かも、なんて疑惑がなかったわけでもない。でも、スッチーたちとのおしゃべりによって、その疑惑は解消。
夜もふけてきたし、おやすみなさい、とこれまた清く正しく、階上の部屋に引き上げた。爽やかやし、セクシーやし、めっちゃいい人やん!にやけながら、すぐ眠ってしまった。リーンリーン!けたたましい電話の音でたたきおこされた。なんやなんや!電話を取ると彼だった。
「眠れないんです・・・」
「あたし、寝てたんですけど・・・・めっちゃびっくりしました!」
「そうですか・・・もうねてはったんですか・・・・すみません、おやすみください」
なんか意味深・・・それに、何で私の部屋の番号知ってんの???ちょっとコワいかも・・・
でも、睡眠障害のつらさを知っている私は、彼に同情。たたき起こされて目がさえてしまったし、彼の部屋におしゃべりに行くことに。
「パジャマ着てますけど、笑わんといてくださいね」
「いえ、僕もパジャマですから」
彼の部屋で色っぽいことがあったかどうかは・・・・次回へ続く