今日もおじいさんは
お話を聞かせてくれる
レンガの暖炉に火をつけて
オレンジに染まったこの部屋で
ベットに入って耳を傾ける
今日のお話は何かな何かな
『むかしむかし嘘を付くと
鼻が伸びてしまう
操り人形がいました
鼻が伸びるのが嫌なので、
彼は嘘をつかない
正直者になりました』
おじいさん、おじいさん
この子は間違ってるよね
なんでお鼻を切らないの?
伸びたら切ればいいじゃない
何回でも嘘付けるように
何回でも逃げられるように
怖がってたらほら!
何もできなくなっちゃう!
切ったお鼻はほら!
暖炉で燃やそう!
全部忘れちゃえばいいんだよ
自分を傷付けたことさえもね
今日もためになるお話を
どうもありがとう
見ててねおじいさん
僕は立派に育ってみせるから