長々と書きます。自分の記録としてもね。

 

10月22日。日曜日昼過ぎにに下腹部の痛みで救急病院へ。

 

その10日前から痛みで胃腸科がある町医者に掛かってたけど、結局ヤブ?

何度も来院して痛いと訴えているのに何も検査してくれないし、私のお腹に触ったのは1回だけ。最後の三日三晩は痛みで寝れず、水分もほぼ取れずに心が疲弊して救急病院へ。

 

研修医の若先生が丁寧に問診、触診して、すぐに虫垂炎かもしれませんと。虫垂炎って何?と聞くと、いわゆる盲腸です。

すぐに、採血、点滴をはじめ、尿検査、レントゲン、造影剤を入れてCT、エコー。

 

エコー画像をもう一人のドクターと見ながら、あぁ、腸重積だねっと。何?と聞くと腸が腸に入ってるとの事。

入院です。手続きしてくださいと。

 

すぐにググるとこれが出て来たので、明日腸を元に戻してもらって退院→きものサローネという思考に。

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その日は救急病棟4人部屋。一番のりだったけど、続々と入って来て満室。点滴の痛み止めが効かないので、筋肉注射の痛み止めを4時間おきに。

 

朝になったら、消化器内科の主治医がベットに来ました。

病状について、なぜか腫瘍とか癌とかのワードが出て来て、へっ?何?そんなとこまで想定しなくちゃいけない感じでしたの?

基本、あまり病気の事はググらないようにしているのですが、先生が去って大人の腸重積で検索すると、大人の場合ほぼ腫瘍が原因で起こると書いてありました。

ここの時点で、サローネあきらめました。

 

午前中に一般病棟に移り、内視鏡検査へ。

ただでさえ痛い所へ入れるもんだから、痛くてどうにもならず、途中で眠らされました。最初から眠らせて欲しかったよぉ。空気の圧で大腸押し戻したんだよ、痛いに決まってるよぉ

 

夕方主治医が部屋に。検査で分かったことが2つ。

1つはやはり腫瘍があったと。

もう一つは、私の大腸は奇形で規格外、やたらと長いらしい。日本人の大腸の長さの平均は1m55㎝。内視鏡の長さが2m。そして私の大腸は2mの内視鏡が最後まで届かなかったと・・・・・滝汗

通常、腸重積は小腸が大腸に入るのですが、私のは大腸が大腸に入り込んでたみたいです。

 

横行結腸あたりから長いらしい。

そして、通常縦になってる、上行、下行結腸は背中側に固定されているらしいのですが、私の上行結腸は固定されてなく長くて自由奔放に動くらしく・・・外科の先生は、今回の症状をロケット鉛筆みたいになってたと表現されてました。

 

んで、どこに腫瘍があったかと言うと一番奥の盲腸です。

盲腸だけど、いわゆる盲腸じゃないのよ、ややこしいけど、盲腸の下のぴろんと伸びてる虫垂が炎症するのがいわゆる盲腸なんだって。

 

ちょっと珍しい場所みたいですね。図のように可愛い盲腸じゃなく、ここもロングな深いポケットらしいです。

 

腫瘍について、医師から詳しく聞きました。

画像も見ました。大きさ5㎝程度で見た目はゴツゴツしてて、この時、恐らく癌とハッキリ言われました。

腫瘍の裏側なども見たかったらしいのですが、届かないので、小腸の入口も確認出来なかったと。

 

癌告知に案外冷静な自分にビックリしました。

50歳ですからね。ある程度の心の余裕がある。

父は49歳の時に胃がん。姉みーちゃんは32歳の時に子宮頸がんステージ3と診断されました。私が32歳の時なら、とても受け入れられないと思う。あれから20年、みーは風邪1つ引かず元気に生きていますニヤリマジ丈夫よっ

 

細胞の検査結果が出るまでに、いろんな検査をしましたよ。

2度目のCTは、造影剤を入れて首から下を撮りました。

これは転移してないか見る検査だったみたいです。何も言われなかったので、転移はないのでしょう。

 

そしてしばらくしてやっと細胞の検査結果が。

難しく書いてあるので分かりやすく言うと↓

 

100%癌とは言い切れない。しかし核を持った細胞もあり、それについてはハイグレード。黒よりのグレーゾーン。

この結果については、上皮内腺腫(腫瘍の上っ面)部分をみている可能性もあります。内は分からない。

 

と、なんとも中途半端な検査結果(笑)どっちやねん!

最終的には、切って細胞を調べないと分からないという事ですが、100%癌です。と言われなかっただけでも嬉しいこと。

癌になる一歩手前、ギリギリセーフのラインなんでしょうか?

 

今回、私の自由奔放な大腸のおかげで腫瘍に気が付くことが出来ました。特に盲腸部分の腫瘍は症状が出にくく、本来なら血便が出るまで気が付かないという事になり、そうなってからでは手遅れになってたかもしれません。

 

本日、術前外来で採血と外科先生と話して来ました。

国病の先生はみんな若い。看護師さんも含め、みんな、かなり年下(笑)フレッシュでいいけどね照れ 

 

一番最初に診てくれた若先生も、担当ではないのに主治医の許可をもらい、なぜか入院中毎日朝晩病室に来てくれて、病気以外の話で盛り上がったりして。着物も少し着るんだって。だからか組紐にも興味をもってくれて、楽しかったよっ。

 

二週間後にもう一度、詳しい手術の説明と、最後のCT。

12月に入ってすぐ手術予定です。

サクッと切って、サクッと退院出来れるよう頑張りますウインク

 

ショップは11月30日にクローズします。

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