柄が上に上がってしまって本来の柄を楽しめないという方に提案です。
なぜこんな事を書くかといいますと、日本ブログ村で仲良くしてもらっている
べにおさんのこの記事を見て。http://benio888.blog.fc2.com/blog-entry-2744.html
なんとかいいアイデアはないかと考えました。
べにおさんはいつも、ひめ吉半襟を5㎝ほど上前側にずらして縫い付けていて、この江戸菊はおそらく、ほぼ中心から付けたと思います。
やはり5㎝足りないみたい。
作り手として申し訳なさいっぱいで企画書と材料をお送りしました。
幸いべにおさんは、自身で着物を縫ったり直したりするので縫い物は得意なのでそこは安心して送りました(´0ノ`*) 縫い物大嫌いな人には送りにくい・・・
頭で考えただけでは納得がいかないので、アウトレットの半襟を使って
一枚実際に作ってみました。方法は足し布です。
べにおさんの場合だと片側5㎝足りないとして、両方で10㎝。
それに縫い代が1㎝として4か所分で4㎝です。この4㎝は絶対要りますよっ
まずは単純に中心を切って14㎝に切った半襟を縫い付けようと思い
一方を縫って広げてみたらっあっっΣ(゚д゚;)
これでは衣紋から足し布の縫い目が見えてしまうっと気が付きました。
やはり頭で考えただけではダメですねっ
しかし、見えてもいいよって方はこの方法でどうぞっ
見えないやり方も考えました。
そして切っちゃった20㎝+不足分14㎝で34㎝分の足し布をします。
↑最初に真ん中切ってしまったので、そこから+10㎝のとこを切りました。
・・・
![ビックリマーク](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
![ウインク](https://emoji.ameba.jp/img/user/yo/yondahonmitaeiga/159456.gif)
今回は共布の無地を足しましたが、同じ生地がない場合が多いでしょうから
もうハサミを入れてもいいと思う半襟二枚で作るというのもいいのではっ
後ろの部分にも刺繍がくるように接いだらゴージャスじゃない?
ひめ吉半襟ではなくても、同じように柄位置が合わないと思いますので
一般的な半襟で説明しますとこんな感じ↓
自分がどれくらい足したらいいか分からない方は、着物を脱ぐときに丁度耳下あたりの所をクリップで止めて襦袢を脱いでみてっ
そして中心からクリップまで計って×2が後ろ側のサイズなのでこの分+4㎝を足したらいいと思います。
この場合は元の半襟のどこにハサミを入れるかと言うと柄の始まりのすぐ上ですよっ縫い代1㎝分はみてね
耳の下クリップ位置くらいから柄があれば十分だと思いますよっ
縫い目もここなら目立たないと思います
もう少し足し布の話し。
AとCを長くするとしてBを足し布として刺繍部分を使って足せばどうかな?
D.Eは白通しなので問題ないねっ
それかあえて違う色を持ってくるのも面白いかもねっ
話を戻します。そして試作で作った半襟はゆうかが付けても成功したのか分からないので、勝手に半襟モニターに任命して企画書と一緒にべにおさんに送りました
そしてその結果の記事はコチラ→http://benio888.blog.fc2.com/blog-entry-2763.html
上手くいったいったみたい
単に刺繍の量を増やせばいいのでは?と思う方もいるでしょうが
普通体型でこぶし1個分くらい衣紋を抜く方にとっては無駄な刺繍となります。
増やした分はサービスとはやっぱりいかず、刺繍の量が増えればその分料金が発生してしまうのでねぇ~
同じように柄位置が上がってしまう方、注文時に備考欄にお書きください。
共布を入れさせてもらいます。
追記 江戸菊もこうなりました。⇒単衣着納め~♪
下↓の写真をクリックしてねっ (*^▽^*)いつもありがとうございマース
ポチっとしてくれたらうれしいな~
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