さて、トラジムチム……トラジ(桔梗の根)の和え物になった戻した乾燥トラジの残り。
戻した乾燥トラジ……
の半分は、やってみたかったきんぴらにしてみます。
韓国でも日本のきんぴらごぼうにとても良く似た우엉 조림なるものがあります。
ジョリムだとかチョリムというのは、出汁で煮込んだ料理のことで、ごぼう(우엉)を出汁で煮る(조림)ので우엉 조림。
それっぽいのはここ↓で作っています。
ごぼうも食するのはキク科の植物の根っこ……
トラジもおなじ根っこ……
photo by walk-jin さん via photoAC
こちらはキキョウ科ですけどw、根っこつながりでやりたくなるのは決してみかん亭だけではないでしょう
では、トラジのきんぴら……도라지 조림さんにご登場いただきましょう
写真で全量。
■材料(2人分) 乾燥トラジ*1 35g A. いりこだし汁 60ml A. しょうゆ 大さじ1 A. 本みりん 大さじ1 A. 砂糖 小さじ1/2 オリゴ糖 大さじ1/2 ごま油 大さじ1*2 白いりごま お好みで
乾燥トラジ*1は、サッと水洗いし、たっぷりの水に6~8時間浸けて戻す。
こちらは昨日も登場しましたが、75gです。
以降、柔らかさはほぼほぼ変わらないものの、6~8時間毎に濯いで水を変えて1日かけて戻すと苦味が減るように感じています。ここでは、75gを24時間かけて戻したものの半量強を2人分のトラジチョリムとします。
戻した乾燥トラジ*1(35gを戻すとおよそ110gほどになります)は水気をしっかり拭い、食べやすい長さ(大きさ)に切る。
こちらも昨日のもの。75g→230gほどになりました。
フライパンを中火で熱し、ごま油を入れて十分に温める。戻したトラジ()を入れ、なんとなく(笑)しんなりするまでいためる。
Aを加えて水気がなくなるまでいため煮する。
もうちょっとだけいため煮します。
オリゴ糖を回し入れて……
白いりごまを振って……
サッと混ぜればできあがり。
冷蔵庫に入れ、しっかり冷ましてからいただきます
写真で全量。
*1 乾燥トラジ 35gほどを6~24時間かけて水で戻すと、100~110gになります。
昨日の記事に韓国で食される乾物をPICKしていますので、ご参考までに。
*2 우엉 조림(韓国風きんぴらごぼう)の時は小さじ1でした。
さて、次はいためもの……볶음にでも……え、いためものにするほど残ってないですって
というわけで、トラジシリーズ、いためものではないものでもう一日つづくようですのでおつきあいくださいませ
photo by miiinaamiii さん via photoAC