みかん亭における筑前煮は、今なお次々と公開されているサクラカネヨ(吉村醸造)の醤油大使レシピの……
hico_summitさんによる筑前煮をベースとしたもの……
というか、今なおほぼほぼhico_summitさんによる筑前煮の味つけに満足しています
それでもみかん亭専属シェフはなんとかみかん亭流と呼べるべきものをつくろうと四苦八苦しているわけですが、おいしいものをさらにおいしくするなんてのは大変なことで、ま、そもそも唯一の客?であるみかんが満足しちゃってるわけですから……ね
最終兵器うまかばいで……
ヨドバシの360ml 1本はこちら 。
作ってみたり……
しました。
そのうまかばいで試したときに使った筑前煮具材(だし入り、加熱済み)……桜乳業株式会社(福島県白河市)の筑前煮の具のパッケージの裏には公式レシピが印刷されていて、ホームページにも載っているということでペタリしましたが……
これ↑ね。
なかなかおいしい具材だったので公式レシピで作ってみようなんて話を亭みかんとしていたんですけど、近くのスーパーマーケットでは扱いがなく(どこにあるかはわかっています)、うっかりにうっかりを重ねた結果ようやくお持ち帰りし……さて、いざ作るとなると、
価値観が凝り固まっている群れに、ある種異物が混ざる事によって、普段やらないようなディスカッションが起こるのよ、価値観の違う物が混ざれば群れは進化するの。
なんて、わかるようなわからないようなビミョーなセリフをパクってこうしたのでした
筑前煮の具*1のメーカー(桜乳業)の研究室でのレシピがパッケージ裏面に書かれています。また、同一のレシピが公式ホームページで公開されています。今回はこのレシピに則って作るはずですが、みかん亭専属シェフは我流を通さずにはいられなかったようです^^;
もちろんみかん亭は桜乳業さんとコトを構えるつもりなどありませんので誤解なきよう(_ _)
赤文字が公式レシピとは異なる部分です。
■材料(2 ~3人分)さくらんぼ印筑前煮の具*1 1袋(250g)*1 鶏手羽中(スペアリブ) 6本(125g) A. サクラカネヨ甘露(こいくちしょうゆ)*2 大さじ1 A. 清酒 大さじ1/2 A. 本みりん 大さじ1/2 干ししいたけ(ひとくちしいたけ) 6個(10g) B. 水 200ml*3 C. 砂糖 大さじ1.5*4 C. 清酒 大さじ1 C. 本みりん 大さじ1 C. しょうゆサクラカネヨ上淡(うすくちしょうゆ)*2大さじ1/2 C. 水しいたけの戻し汁50ml サラダ油ごま油大さじ1小さじ2
干ししいたけはサッと洗ってフリーザーバックに入れ、水(B)を入れて空気を抜いて口を閉じ、冷蔵庫で12時間ほどかけて戻す。戻し汁は漉して小鍋に移して中火にかけ、鍋の底から泡が上がってきたら弱火にして5分、沸騰させないように気をつけて火を通す。しいたけの軸は落とし、傘はお好みで切る。
鶏手羽中は水気を拭ってビニール袋に入れ、Aを加えて軽くもんで、冷蔵庫に2時間ほどおく。
フライパンに油を熱し、鶏肉()の汁気をサッと切って皮目から香ばしく焼いて、取り出して鍋に移す。鶏肉を取り出したフライパンにはだし汁を加えてひと煮立ちさせて、すべてを鶏肉、筑前煮の具*1(だし汁ごと)、しいたけ()を入れた鍋に移す。この段階で漉しておくとアクが少し減るかも。
鍋にCを入れてよく混ぜて中火にかける。5分を目安に、アクをとりつつ、時折鍋底から大きく混ぜながら煮る。
器に盛ればできあがり。
*1 桜乳業株式会社(福島県白河市)の国産原料使用筑前煮の具(昆布とかつお節のだし仕込み)。
写真は前回(2023年7月)の流用です。
具材が160g、煮汁が90ml(以前使った時は70mlほどだったような気が……)。
原材料は、にんじん、ごぼう、こんにゃく、たけのこ、れんこん、昆布エキス、かつお節エキス、食塩、粉末醤油/調味料(アミノ酸等)、乳酸Ca、酸化防止剤(V.C)。
*2 みかん亭御用達のこいくちしょうゆ…甘露とうすくちしょうゆ…上淡。煮物にはもっぱらこれですが、もちろんお好みのおしょうゆで
*3 しいたけの重量の20倍の水。干しいたけの戻し方と、戻し汁についてはこちらの記事が参考になります。
お味は結構甘め。
具材の食感はこのくらいの煮込み時間(5分)で良さそうです
なんか、進化のきっかけを得たような気もしています。
photo by miiinaamiii さん via photoAC