おしるこのカナメとなるあんこ。
みかん亭専属シェフ姫神・亭・みかんとしてはあんこから仕込みたいと口がすっぱくなるほど言いつづけていたので……
illustrated by Coloring Land さん via illustAC
こんな↑顔になってんぜ
と言い、
どうせ作るのならおもちもじゃねえの?
だとか、
なんでお米や小豆から作るって言い張らないのさ
と言い含めてやりました
ちなみに、みかんの好きなこしあんはこんな手順でつくります。
ま、なんだかんだの結果。
レトルトパックのおしるこになるわけですけど
あんこを使うのならば、こしあん(あるいはつぶあん)を買ってきて、2人分ならば150gに重量で同量かやや少なめの水(100~150ml)を加えて中火にかけ、あんこが溶けるまで木べらなどで混ぜながら温め、塩少々を振って混ぜれば良いし、200gのゆであずき缶ならば、ゆであずきに重量でやや少なめの170ml(お好みで150~200mlほど)を入れて煮立たせ、2分ほど煮て塩で味を調えれば2~3人分のぜんざいが作れる。水の量は少なめにしておいて、味を見ながら決めるのが吉。
あとは、焼くなり煮るなりレンチンするなりしたおもちを入れ、お好みで栗の甘露煮を添えればできあがり
レトルトパックのおしるこも、まんまレンチンしちゃえるのなんかもあったりして……
1人分がスーパーマーケットで100円ちょいで買えちゃったりするので、ぼっちとしてはン百グラムのあんこを買うよりも……なんて手が伸びてしまうわけで、あれやこれやと言い含めようと頑張っちゃう原因を作っていたりします
ま、残ったあんこは冷凍庫に放り込んでしまえばいいんですけど
さて、このおしるこ。
みかん亭ではここのところは結構な頻度でお目にかかるようになっています
やっぱり、きつね色の焼き色がついたおもちがいいね
鏡開きの前に試作したの↓……
を見て、そう思っちゃったのでポロリとこぼしちゃったんだけれど、フライパンじゃやっぱりうまくできなくて、みかん亭のオーブンレンジでは、オーブン機能やグリル機能でも焼き色すらうっすらとしかついてくれなくて
オーブンではこんなだったり……
おなじ条件でパンはこんな感じになるんだけど……
あるいはこんなだったり
結局のところ、おもちを焼くにはオーブントースターかやっぱり焼き網だねなんて言いつつも、条件を変えて色々試しています
いい加減諦めちゃえばいいんだけれど、なんとかなるような気がするのはやっぱり
ワナ
illustrated by zappy さん via illustAC
でしょうか
さて、鏡開き。
歳神様が宿られていた鏡餅を割って開いて食べ、そのご利益を受けようというのが趣旨のようで、お雑煮にしても、おしるこにしても、磯辺焼きにしても、なんにしてもその開いた(刃物で切ってはならないらしい)……
illustrated by いちず さん via illustAC
鏡餅をパクリといただくことが肝要なわけなんですけど、たとえばみかん亭で例年飾る鏡餅は、真空パックのミニサイズ……
なので、木槌なんかで開く必要はなく、
真空パックのパッケージを開けば
まんま調理しちゃえるとなれば……
ご利益あるのかなぁなんてふと考えてしまうんですけど、おしるこを食べ終わる頃にはすっかり忘れちゃってます
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