残念なことにいまだ上海炒麺の真実について知りません
例えば、東京都中華料理生活衛生同業組合が料理講習会で使った上海炒麺 (リンク先はPDFファイル)の材料は、
生麺(蒸し器で蒸す)、キャベツ、しいたけ、たまねぎ、ピーマン、もやし、にんじん、たけのこ、豚肉
であり、調味料は
白紋油、葱油、紹興酒、醤油、味の素、こしょう、スープ、胡麻油
と、オイスターソースは使われていません
同様に、オイスターソースを使わない上海炒麺のレシピは多く見られます。
一方、みかん亭では。
上海焼そばと言えば、オイスターソースとしょうゆで味つけするものと信じています
ま、上海焼そばと聞いてイメージするのは、スーパーマーケットの税込み430円のオイスターソース香る上海焼そば……
であり、最近では、CookDo炒ソース『上海オイスター醤油』……
で味つけするものと定義されています
よく考えてみれば、ブログへの登場の数十倍は焼そばを食べていたりします。
みかん亭のイチオシは、男鹿風しょっつる焼そば……
だと、声を大にするところですが、最近は上海焼そばを追求しています
最後のキメテはこしょうをパラッだと思うなぁ。
そうだよね、S&Bのテーブルコショウ、白と黒が混ざってるの。
そんな一応の結果が出そうなところまでたどり着きつつも、3食入りのむし麺がなくなったを食べきっちゃったので、実証できない、そんな状態のがこれ↓。
■材料(1人分) むし麺 1玉 シーフードミックス(冷凍)*1 80g カット野菜*2 50g もやし 60g にら 20g 生きくらげ 1枚(10g) 豚肩ロースうす切り肉 40g 卵 1個 CookDo シャオソース(上海オイスター醤油味)*3 大さじ2 紹興酒(清酒) 小さじ2 (ひまわり)油 大さじ1 ごま油 大さじ1 長ねぎ(小口切り) たっぷり 紅しょうが お好みで
シーフードミックス(冷凍)*1は分量外の3%の塩水(水 200mlに対し小さじ1の塩を溶かす)に30分~1時間ほどつけて解凍する。豚肉はひと口大に切る。
もやしはチクチクする(ひげ根を取る)。にらは4cmに、生きくらげは1cm幅に切る。
カット野菜*2は油(大さじ1は分量外)と塩(小さじ1は分量外)を加えたたっぷりのお湯(分量外)で2分ほどゆで*4てザルにとる。
むし麺は500Wで1分20秒ほどチンする。
フライパンを中火で熱する。ひまわり油を加えて広げ、弱火にしたら(油は温まっていなくてよい)卵を割り入れ、ちょっと待ってから混ぜる。固まり始めたら取り出す。
フライパンを火傷に気をつけてキッチンペーパーで拭き、中火にかけて熱し、ごま油を加えて温める。豚肉を入れて両面を焼き、むし麺()を広げて載せて……
1分弱そのままにしてから、紹興酒(清酒)を回し入れ、少なくとも水気が飛ぶまでしっかりいためる。
フライパンにちょっとしたスペースをつくり、シーフードミックス()と生きくらげ()を加える。
えび、いかの色が変わったら混ぜ合わせ、もやしとにら()、カット野菜*2()を加え1分ほどいためる。
CookDo シャオソース(上海オイスター醤油味)*3を回し入れてしっかり混ぜる。
卵()を戻し入れ、混ぜ合わせればできあがり(その後の緊急会議では、S&Bのテーブルコショウ*5をふるのが良いのではという案がでています)。
器に盛って、小口切りした長ねぎ、お好みで紅しょうがを添えていただきます
*1 むきえび、いか、あさり。
*2 主にキャベツ。もやし、にらは含まれず。
*3 これっ。みかん亭付近のスーパーマーケットでは税別257円也。
*4 もやしやにらを湯通しする場合には、時間差で入れる。これらは20秒ほどゆでればよい。
*5 白こしょうと黒こしょうがブレンドされたこれ。
上海焼そば……みかん亭が主張するところの上海焼そば。
ぶっちゃけ、しばらく食べたくありませんので、ひとまずここまでとします
中一週間ほどで再チャレンジします
photo by しばいぬだいすき さん via photoAC