おからパウダーより大豆粉のほうがおいしくなると思うの
亭みかんの思いつきに激しく賛同しました。
そうそう、これ――
の話ね。
おからが、大豆から豆乳を絞った残りだとすれば、おからに豆乳を組み合わせれば大豆――に戻りはしないけれど、おみそが作れるんじゃないかとやってみた、そのつづき。
大豆100%の大豆粉が、たとえば水分を得たとしても大豆に戻るわけではないのだろう……
大豆粉が大豆100%で作られていたとしても、大豆のすべてが大豆粉になっているのではないのでは?
だなんて思ったのだけれど、手元にあるマルコメのダイズラボは、大豆をそのまま粉砕していて、大豆の栄養がまるごと摂れるのがウリらしい。
ならば、大豆粉でみそがつくれるかも知れないと考えちゃったとしても、水じゃなくて成分無調整の豆乳で戻したら味が濃くなるのかもだなんて考えちゃったとしても、そして実際にそうしてしまっちゃったとしても、誰が亭みかんを責められるのでしょうか
これは、そうした亭みかんの激闘の記録。
あらかじめはっきりさせておくけれども、これは、みそらしきものを作ろうとした亭みかんの挑戦の記録で、みそづくりの記録ではありません
これは、みそらしきものを作ろうとしたみかん亭の挑戦の記録で、みそづくりの記録ではありません (・・*)ゞ
ゆるめに仕上がりました
やっぱりみそにはきゅうり…です。
■材料 A. 大豆粉 5g A. 成分無調整豆乳 20g B. 乾燥米麹 35g B. 水 15g 粗塩 5g
Aを合わせて戻そうと試みる。ダマにならないようによく混ぜる。
ボウルにBを合わせてラップをして20分おいて、粗塩を加えてムラがなくなるように混ぜる(塩きり)。を加えて軽く混ぜ、最低でも20回は力を込めてムラなく混ぜ合わせる。
ボウル内で固めるようにしてみそ団子をつくる。パカッと割れるくらいのかたさでよいらしい。
煮沸消毒したビン(250mlビンの1/3量ほどになります)に入れ、隙間ができないように埋める。
60℃ 12時間にセットしたヨーグルトメーカーに入れて保温すれば、大豆粉のおみそらしきもののできあがり。
おみそづくりの手順については、池田屋醸造さんの記事を参考にさせていただきました。
この後、大豆粉 25g、成分無調整豆乳 85ml(89g)、乾燥米麹 35g、水 15ml(15g)、粗塩 10gでも試作してみましたが、味は濃いめになったものの、さらにゆるめになりました
60℃で12時間保温した直後の状態。
味も見た目もみそらしきものが半日ほどでできてしまったのには、いささか感動を覚えましたが、最近はちょっとぜいたくをして、
360gで1000円のおみそをいろいろ取り寄せるようになっているのもあって、
激しい敗北感を感じています
ま、それでもいずれ大豆からみそを仕込むためのシミュレーションができたのだとすれば、
これは成功へと至る第一歩
だと思いこむようにしています
事実、亭みかんは、小豆みそを作る気マンマンですし、業務スーパーの冷凍の枝豆を使ってずんだみそを、
同じく冷凍のそら豆を使って豆板醤なんかを仕込んでいたりするのですけど、それはまた別のお話だったりします
ま、みそらしきもの=みそ"風"なのだとすれば、それはそれでみかん亭のスタイルそのものとも言えちゃったりするのかも知れません