捕鯨再開3年め。捕鯨枠は前年同様に295頭と定められていた様子で、

 

 

鯨肉好きのみかんとしては、お目にかかるのを楽しみにしていたのだけれど、みかんの行動範囲――レイノアレで行動の制限を受けていたのもあるけれど、みかんの行動範囲内では、いつもある鯨のベーコン以外の鯨肉にお逢いすることは、ついにありませんでしたえーん

 

 

 

どうやら問題は山積みのようで、みかんが鯨肉にお目にかかるのには、まだ時間が必要な様子えーん

 

ま、時を待つしかないのだろうと思うガーン

 

具材は、鯨肉(尾の身)と水菜と豆腐と椎茸の様子。本文によれば、スープは甘辛い味つけではなく、お酒のアテになるよう薄味の特製スープ

 

だとされる、今はなき大阪・千日前の名店風のはりはり鍋を再現し、Googleマップで店内を見渡しながら 食するのも、今はまだ夢のまま。

 

 

それでも、はりはり鍋に囚われてしまったとしたら――みかん亭の専属シェフである姫神・亭・みかんは、冷凍庫から業務スーパーの合鴨ロース(くん製)を取り出して冷蔵室に移し、こう言うのだった。

 

   ひと晩まってね。鴨肉ではりはりするのが現代流なのよウインク

 

 

 

ま、確かにそうらしい。

 

 

みかん亭流 -鴨と水菜のはりはりうどん-

 

写真は半量(1人分)

■材料(2人分)
  合鴨ロース(くん製)*1 100g
  水菜 65g(1/2袋)
  長ねぎ*2 1/2本
  かまぼこ 6枚
A. めんつゆ 適量
A. 水(昆布だし汁) 600ml
  うどん 2玉

1 合鴨ロース*1は3~5mm厚にスライスする。水菜は5cmに切り、長ねぎは5mm幅のななめ切りにする。

2 鍋にAを煮立たせ、合鴨ロース*1とうどんを加え*3てゆで、水菜と長ねぎ*2を加えたらさらに30秒ほどゆでればできあがり。

 

 

器に盛り、かまぼこを添え、お好みで七味唐辛子や粉山椒をふっていただく。

 

 

*1 業務スーパー品。1パック 190g。冷凍品。

 

 

*2 オプション(笑)

*3 今回はたけどん(宮武讃岐製麺所)の半生うどんだったので、あらかじめ7~8分(通常湯で時間は10~14分)ゆでてザルにとったものを入れました。

 

 

 

   鯨缶、まだあったよね?

 

 

   うん、あるよ。

   じゃ、なんで鴨肉?

   そこ(冷凍庫)に合鴨ロースがあったからよ。お鍋なら、スライスしたお肉のほうがよさそうだし。
   そっか。じゃ、どうしておうどんになったの?

   そこ(冷蔵庫)におうどんがあったからよ。

 

そこに山があるから登ると応えた登山家ジョージ・マロニー。

そこに哲学的な意味はなく、『登山家なのだから山に登るのはあたりまえ』だと言ってるに過ぎないのだと言う。

 

 

亭みかんもまた、材料を探して冷凍庫を開けたら合鴨ロースを見つけ、それを解凍すべく冷蔵庫に移そうと冷蔵庫を開けたらうどんを見つけた――ただ、そう言っているのに違いない。

そもそも、みかん亭の面々に哲学的な何かを求めるのは間違っているのだグラサン