しぐれ煮――牛肉とごぼうのしぐれ煮を3週間ばかり前に作ったばかり
だけれど、オーストラリア産の牛肩バラ肉の切り落とし400gを素敵シールの誘惑に負けてに便乗してお持ち帰りしたみかん
にく、お肉だけにして
と、目をうるうるさせておねだりしてみたら、
最近ね、みかん亭じゃなくて『肉食の魔女の台所』とか変えたほうがいいと思うの
と言いやがりつつ亭みかんが作ってくれたのが――
肉うどん(汁なし)
■材料(3人分) 牛バラ薄切り肉 400g A. 清酒 大さじ2 A. 本みりん 大さじ2 A. しょうゆ 大さじ3 A. 砂糖 大さじ4*1 A. 水 100ml おろししょうが 大さじ1/2*2
牛肉は熱湯を回しかけて霜降りにし、ぬるま湯でサッと洗う。冷水にはとらない。
鍋にAを煮立たせ、しょうが、牛肉を加えて中火~弱めの中火で――
水気がなくなって、これをとおりこして――
脂分になるまで煮詰めればできあがり。
ごはん釜揚げのうどんに載せて、卵を落とし、ねぎの小口切りをふっていただきます
牛肉とごぼうのしぐれ煮とは調味料の比率が異なりますが、みかん亭では牛肉だけならばこの比率にしています。ま、たぶん理由はあるんでしょうけど、大した理由ではないと思っています
*1 肉の脂身を見て、大さじ3~4と亭みかんは言うのですが、いつも大さじ4です
*2 千切りしたしょうが1カケのほうが、風情が出るのはわかっていますが…
しっかり味つけしたお肉を釜揚げに載せるとおいしいよねー
ごはんより、うどんのほうが似合うと思うの。
亭、ごはんも試したいな―。
明日の朝ね。
かくして、翌朝食は牛しぐれ丼となりましたが、それはまた別のお話。
『い』のつくものや白いものを食べると善いとされている春の土用の戌の日――5月3日も、代表的な出世魚である鰤、勝男(かつおとこ)にかけた鰹、まっすぐ育てと祈りを込めた筍を食べると善いとされている端午の節句――5月5日。
こっそり覗き見た亭みかんのメモにはそれぞれ、いかじゃが(いも)、筍なんとかと書いてありました
なんか、もっとめでたそうで、映えるのがいいんですけど、ま、みかん亭ですから