プロジェクトが始動したのは、すでに1年ほど前のこと
いかにも、みかん亭らしい進捗
ま、公式 がクックパッドにレシピを載せちゃってる
のに気づいてしまえば、仮に、亭みかんのモチベションが削げたとしても、みかんには責めることなどできやしない。
いまのいままで忘却の彼方
だったわけでは、ない――んだと思ういたい
久々に空挺ドラゴンズのアニメ をイッキ見して
思い出した
わけではし、もちろん、冷凍庫で眠り続けるお肉たちに気づいたわけでも――
■材料(4皿分) ぎりゅうスネ肉*1 350g ぎりゅうモモ肉*1 200g ぎりゅうシマチョウ脂*1 35g ブロックベーコン 100g たまねぎ 1/2個 セロリ 80g にんにく 30g キャラウェイシード 小さじ1 パプリカパウダー 大さじ2 完熟ホールトマト缶*2 400g ブイヨン(粉末) 4g*3 ローリエ 1枚 塩 小さじ1 水 500ml*4 じゃがいも*4 2個
牛肉はお好みで食べやすい大きさに切る。ブロックベーコンは3mmほどの厚さに、たまねぎは粗みじんに切る。セロリは葉だけならばそのままタコ糸で縛り、茎ならば割ってからタコ糸で縛る。ただし、臭み消しとして使うのならば通常は葉のほう。にんにくは芽をとってつぶし、じゃがいもは煮込んでから1時間ほどしてから食べやすい大きさに切って水に放つ。
中火で鍋を熱して牛脂を溶かし、キャラウエイを入れる。キャラウェイがバチバチしたら、たまねぎとベーコンを加えて炒める。たまねぎの色が変わるほどには炒める。
鍋に龍脂を溶かしてキャラウェイとたまねぎを入れて、黄金色になるまで炒める。
ちょっとこれ、ベーコン入れてないじゃない。釜煮でしょ、たまねぎと一緒にベーコン炒めないとおいしくないわよ。
釜煮はそれぞれの家で一家言あってさ、みんな自分のが一番だと思ってるから揉めるんだ。
牛肉を載せ、塩をふって――
パプリカパウダーで肉を覆う。
にんにくとセロリを入れ、トマト缶をあけてトマトはつぶして、水、ブイヨン、ローリエを加える。
肉はなんでもいれちゃっていいよなぁ。
んーん。
むしろいろんな種類を入れるのがクォーン風だ。
この上に、ひと口大に切った肉をのせ、塩をふりかけ、そして――粉パプリカを肉を覆うくらいたっぷりふり入れる。
えー、そんなに入れるのか。真っ赤だぞ。
あとは、にんにくと糸で縛ったセロリ、角切りにしたトマト、パプリカ、水を加え――
再び中火にかけ、沸騰したらアクを取って弱火にして、蓋をして1時間半煮る。
で、2時間ほど、じっくり煮込む。
えーっ。こいつは楽しみだなぁ。
じゃがいもを加えて30分ほど煮る。
塩・胡椒(分量外)で味を調えればできあがり。
器に盛って、お好みでパセリ(分量外)をふっていただきます
*1 牛スネ肉と牛モモ肉、牛しまちょうから採った脂です
*2 いつものムッティのファインカットトマトではなく、PROSSIMOの完熟ホールトマト缶。あるいは長いサンマルツァーノ系のトマト缶。フレッシュトマトだと、味が安定しないので缶詰に頼ります。
*3 試作の段階では味がうすっぺらかったので、ブイヨンに頼ります。1袋4g、300mlで溶かすよう指示がある品です。
*4 みかん亭では実際には、水250mlで1.5時間煮込んだものを半分にし、じゃがいも1個と水をさらに150ml加えたもので30分煮込んで2皿分を作り、残りの半分は後日同様に2皿分として作っています。
アニメ空挺ドラゴンズの公式サイトには、
として、「たいめいけん」三代目の茂出木シェフ が作るクォーン風釜煮シチュー、龍のカツレツ、捕龍船の賄いチーズバーガー、クラーケンの触手のカルパッチョ、龍肉の熟成生ハム詰めマッシュルームのグリルや、龍の尾身ステーキサンドが動画で、またクックパッドでは、空挺ドラゴンズ飯再現 のキッチン でレシピが公開されています。
これにて、1年に渡るクォーン風釜煮シチューを食べようプロジェクト、了。
鍋の形状による味の入り方の違いだとか、材質による熱の入り方の違いだとか――気になったり、試してみたいことは残りますけど……