とんでもないものを合わせてみよう。
と鼻息を荒くしながらも、前回
はプレーン――そのままでいただいた
五島の鯛で出汁をとったなんにでもあうカレー。
その後も喧々囂々、侃々諤々と議論を重ねつつも端緒すら見いだせなかったみかん亭の面々
とある日、長いこと作っていなかったあるものができあがった刹那――
入れるべきものがキマリました
ま、世の中とは押し並べてこんなもの
あの繰り返された議論に費やされた時間はいったい何だったのか――そんなことを気にしてはならない。
逆に、決まるべくして決まったのだ。それはつまり、
必然だとか運命
英語で言えば、デスティニー
となれば、食べずとも答えは出ていると言い切ってしまってよいのだろう。
五島の鯛で出汁をとったなんにでもあうカレー
と出逢うべくして出逢ったもの、それは、都合により順番が入れ替わって、そのものは明日登場 することになる
カレーと味噌の親和性を疑う余地などない
ことはわかっている。あとは、鯛出汁と合うかだけだけれども、ま、結果は約束されているのだから、恐れることなどない
万が一、京が一にでもおいしくなかったとしたら、それはもう、
五島の鯛で出汁をとったなんにでもあうカレーはなんにでもあうカレーではなかった
と、責任を転嫁してしまえばよいのだ
五島の鯛で出汁をとったなんにでもあうカレーをあけた小鍋に、さくらもつ煮 の具材だけを入れて弱火でかき混ぜながら温め、もつ煮の汁を少し加えればできあがりですが、二皿分になりました。
さて、お味は――
ごと株式会社の『五島の鯛で出汁をとったなんにでもあうカレー』 、お安めなので、ぜひお試しあれ。
そして、合いそうで合わない具材を、我々の手でぜひ探そうではないか
リメイクではなく、さくらもつのカレーとして作ってみたいというのが、亭みかんの感想でした。