菖蒲華、菖蒲の花が生え始める季節になりましたが、皆様に於かれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
いよいよ怒涛の2020年も半分が過ぎ、二十四節気も10番目の夏至に入り、本日6月26日には、七十二候が夏至の次候・菖蒲華へと移り、菖蒲の花が美しく咲き始める頃となりました。
そして、7月1日には末候・半夏生に変わります。
で。
半夏生といえば、タコ。
関西地方では、夏至から11日目にあたるこの日までに田植えを終える習慣があって、休息日となる半夏生には「稲の根がタコ足のようにしっかり張るよう」祈りを込めてタコを食べるようになったと伝えられています。
みかん亭では、専属シェフ亭みかんが、半夏生である7月1日(2020年)に合わせて新メニュー
タコカレー
を発表すべく試作に励んできました――が
例年ならみかん亭御用達のスーパーマーケットでも売り場が拡張される
生タコ
ですが、今年は今のところほとんど目にできず、暗礁に乗り上げてしまっています
蒸したこだって、炊飯器に9~12時間放り込んでおけばヤワヤワに
できるんですけど、何やら拘っているのは、昨年も挑戦して負けたママだからというのは、もちろん
ここだけの秘密
ま、素材がなければ、いかな名迷シェフといえ、
打つ手なし
ということで。
買ってきちゃいました、レトルトのタコカレー
宗谷岬で獲れ、稚内港で水揚げされたたこ使用 。のほうじゃなくて、
国産たこ使用のほう。
研究のために、亭みかんとはんぶんこしていただきます
大きめのアシがみっつ。細かいのが何個か入っていましたが、カレーにこの食感はやっぱり素敵です
1人前が税込み648円というのはゴニョゴニョニョ……
みかん的には
のノリで、
カレーの上にタコミートでタコカレー
が、さもありなんなんですけど
まもなくやってくる半夏生。
みなさまはどのようにタコをいただくのでしょうか。
そうそう。
世の中には、熊カレー だとか、えぞ鹿カレー 、アザラシカレー なんてのがレトルトで出てたりします
ま、冷蔵庫の中身カレーなんてのがコマーシャルで登場するくらいですから、なんだってカレーにできちゃうんでしょうね。
人気の秘密は、懐の深さなのかも知れません