長々とおつきあいいただいた某国産の豚バラ肉料理、いよいよ最終回でございます
前回のザ ! 鉄腕 ! DASH !! を見て食べたくなったのが
肉じゃが
得意料理は肉じゃがだと言っておけばモテる
と語り継がれていた肉じゃが。最近では都市伝説だとも聞きます
みかんちでは肉じゃがといえば、DASH村で紹介されたの と同様に、
豚バラ肉とメークイン
を使ったものでした。一般に”焼豚”と呼ばれているものを”煮豚”、”カツ丼”を”煮カツ”と呼ぶような地域のローカルルールではなく、みかんち限定のローカルルール
中学生だったり高校生だったりの頃に、友人宅でいただいた肉じゃがのほとんどは
牛肉と男爵
でした みかんち、生活には困ってはいませんでしたが、
ビンボーだから
だと当時は思ったものです ま、牛肉と男爵の肉じゃがよりも、豚バラ肉とメークインの肉じゃがのほうが好みだったので、どうでもよいのですが
更に。
煮崩れが嫌ならばメークイン、ホクホクならば男爵
なんてのが通説ですが、みかんちの肉じゃがのメークインは、
バリ煮崩れしちゃったもの
煮崩れしたなめらかなメークインが、時にはしらたき、時にはマロニーやお肉に絡んだ
あの感じ
が好きでした 二日目だから煮崩れしているわけでも、テレビを見ていてうっかり煮崩れさせてしまったわけでもなく、煮崩れするまで煮たものでした
最初から好きだったのか、慣れてしまったからなのかはわかりません。案外、
肉じゃが=母の味
で、
彼女に作ってもらいたいお料理のナンバーワン
と言われたのかも知れません。だとすれば逆に、
得意料理が肉じゃがだと言うのは危険
いえいえ、別にみかんちのローカルルールバリの肉じゃがで失敗したとかではありません
いえいえ、
ホントですってば
ま、見た目は煮崩れさせない肉じゃがに軍配が上がるのは否定しません
プチトマトが肉じゃがに合うのか?と訊かれたら、
極めてビミョー
と答えることにしています みかんは好きなんですけど。
豚バラ薄切り肉 200g
メークイン 小4個 (200g 強)
にんじん 中1本
たまねぎ 1個
プチトマト 5個
マロニー 30g
昆布 10cm角
みかん流煮豚の煮汁 100ml
※ または、しょうゆ、みりん、酒 各大さじ2
砂糖 大さじ2
水 ひたるくらい(300ml ほど)
ごま油 小さじ2
豚肉は 6cmほどに切る。じゃがいもは皮を剥いて半分に切り(二口大ほど)水に 5~10分さらす。にんじんは皮を剥いて乱切り、たまねぎはくし切り(8等分)、プチトマトはヘタを取っておく。
マロニーは指示どおり戻して水気を切る。
鍋にごま油を熱し、豚肉を色が変わるまで炒めて取り出す。
たまねぎ、にんじん、じゃがいもを入れて油を回す。ひとつ入れるごとに油を回す。
みかん流煮豚の煮汁 (または、しょうゆ、みりん、酒)と砂糖、ひたるくらいの水、昆布を入れて強火で煮立て、沸騰したらアクをひいて、弱中火にして落し蓋をする。
10~20分ほど(煮崩れしたじゃがいもが好みならば 20分)煮たら、豚肉を戻し、マロニー、プチトマトを入れて落し蓋を戻して 3~5分ほど煮る。
強火にして煮汁を少しとばせばできあがり。
えっと。
みかんちでは味噌汁といえば、じゃがいもとたまねぎと
卵をどーんと落としてまんまカタカタにしたやつ
のことでした
ひとり暮らしを始めてからわかったことですが、
すべて父の好物
だそう。味覚が遺伝したのか、食べ慣れて好きになったのか、それは解き明かされることのない謎になるのでしょう