群馬県高崎市にあるピアノ教室
noriko先生です
音大受験する生徒さんがいらっしゃるのですが、ひょんな事から昨年の夏から私がピアノと楽典と聴音を指導する事になりました。
今まで指導した事もなく、本当なら他の先生にお願いするべきなのですが、生徒さんのスケジュールの事情から仕方なく、私が指導する事になったのです。
指導をする為に、わたし自身も問題を解いたり勉強をしてきました。
今回の連休を使って、図書館で借りてきた分かり易い説明が掲載されている本のページをピックアップしてコピーをしてまとめたり、説明文をわかり易く書き直したり、出来る限り生徒さんが勉強できるように努力をしたつもりです。
最近まで音大に行くかどうか気持ちが揺れ動き、悩んでいたのですが音大に決め、そして8月にAO入試を受けると伝えられました。
楽典に関しては半分も進んでいない状態。
聴音も最近、ようやく正確な音程がとれてきたかな・・・といった状態。
私はとても焦っているのですが、彼女はマイペースです。
実技の方はバッチリですから、他がそこそこでも今は音大に入れる様です。
そこそこって・・・・
そこそこに彼女は到達してるのか・・・
高校の部活がハードなので、楽典の宿題を出してもできない。
聴音も私が録音したものを宿題に出していたのですが、できない。
レッスンでも
「試験の過去問を楽器店で見てチェックしたのだけれど、解いておかないといけない問題が沢山あるのね・・・」
と説明しようとすると
「でも、AO入試は普通より問題が簡単だって言ってましたよ。」
「・・・・・」
確かにどんなにできていなくても、受かるのかもしれない。
そういった流れになってるみたいですし。
でも、指導してる私としては、こんな中途半端な状態で試験に持っていくのは不本意なのです。
一昔前なら、楽典は100点に近い点数を取りなさいと言われていました。
そんな状態になってしまっている日本の音大に対してもガッカリです。
本人のやる気次第なのだから・・・
もう高校生なのだし・・・
と切り替えれば良いのか・・・
小さい頃から指導している生徒さんなら、カミナリを落としてるでしょう。
でも、まだ一年も付き合いのない彼女に、カミナリを落とすエネルギーは正直無いのです
聴音も、最近ピアノを弾かなくなった途端に音がとれなくなっていました
ピアノもそうですが、どんなにできなくてもヤル気さえあれば、私も頑張ってわかるように教えよう
という気持ちを保てるのですが・・・・ちょっと今回は気持ちが折れそうです
お仕事なので、割り切るしかないのでしょうか・・・
昔、先生になんでこんな事で激怒されたのかわからない～・・・という事がありました。
（破門！！と言われました・・・
）今思い返すと、それだけ先生が私のために影で色々と作業をしてくれていたのかもしれない。
それだけの期待があったから、私の無神経な行動が先生を裏切る形になっていたのですね・・・。
こうして歴史は繰り返されていくのかぁ～・・・
ごめんなさい
ちょっと今日は愚痴でしたね
彼女も全く頑張っていないわけではないのですが、私が空回りしてる状態です。
気持ちをどうにか保たないと
