兵庫アフターDCの企画として、普段は公開されていない世界遺産・国宝姫路城の東側に位置する「トの櫓(やぐら)・との一門」及び「搦手(からめて)周辺」を特別公開します。
公開期間は2024年9月1日(日)から9月30日(月)までの1箇月間です!
特別公開エリアへの入城料金は、大人・小人(小中高生)ともに200円です。別途、通常の入城料が必要となります。
特別公開場所の詳細
・トの櫓(やぐら)
東側と南側に開いている2つの格子窓から、との二門に向けて射撃する必要があるため、窓の下に床板を張って高くし、有効な射撃ができるようにしているとみられています。
・との一門
姫路城に残る櫓門で白漆喰を塗っていない唯一の門です。「昭和の大修理工事」までは白漆喰が塗ってあったが、解体してみると当初は塗っていなかったことが判明したため、元のとおり素木造り(しらきづくり)に戻されました。秀吉が自身の権威を示すため、姫路城の北にあった置塩城(おじおじょう)から移築したものであるとの説もあります。
・枡形虎口(ますがたこぐち)
搦手道(からめてみち)には、との一門・との二門で構成された枡形(ますがた)が残っています。姫路城では枡形(ますがた)の2つの城門と土塀が残っている唯一の例になります。
・長壁神社遺趾(おさかべじんじゃいし)
との二門東側にある北向きの石段の上の平場には、姫山の地主神・長壁神社が祀られていました。現在は「長壁神社遺趾(おさかべじんじゃいし)」の石碑があります。
・との四門
姫路城の東側に位置し、かつては門の内側に穴蔵(あなぐら)が設けられ、火薬が収蔵されていました。
■問合せ先
姫路城管理事務所:079-285-1146