少しずつ制覇しようと企んでいる「信州そば」本を取り出します。
気になったお店はここ
【御休処 福嶋屋】決め手は北国街道の海野宿にあるということ。
先週行ったルヴァンも北国街道の柳町だったもんね。面白そう。
思ったとおり、ここだけ歴史から切り取られたような、黄門様御一行が歩いてそうな通りだよ。
寛永2(1625)年に北国街道の宿駅として開設された海野宿、
中山道と北陸道を結ぶ重要な街道だったんだって。当時の伝統的な家並みが残されています。
その町並みにしっとり溶け込んだ福嶋屋さんは築100年。
飴色の床柱や天井の梁がこの建物の歴史を感じる。もう無くなっちゃった母の田舎を思い出すな。
ここに来た理由。くるみおはぎが食べたかったのぉ
くるみ団子、くるみ蕎麦は食べたけど、くるみおはぎはまだ食べてないのよねぇ。
ぽっこりお腹を気にし出した旦那さんは「もりそばでいいです…」と。
私は声を大にして「もりそばおはぎセットくださ～い
」福嶋屋さんのおそば、蕎麦粉の香りはあまり強くないけどコシがすごい！
長野で食べたお蕎麦で一番コシが強いかも。蕎麦湯はサラサラ系。もう少しトロミが欲しいかな。
くるみおはぎ、美味しい～
半殺し(言うよね？)のしっかりごはんに醤油くるみダレ。甘過ぎないのがいい。歯応えがムチムチして好き。
お蕎麦１枚では足りないけど、プラスおはぎ１個でちょうどいいくらい。
２人でもりそばセット＋もりそばは調度良い選択だったかな。
どうでもいいことなんだけど、壁面のサイン。もしもツアーズも来たんだね。ウドちゃんとっても字がきれい。
私が気になったのは…金正日の料理人 藤本健二。
大きなサングラスにバンダナで変装してたっぽかったのに「サインは書いちゃうよ」なのかな。
食後は海野宿をぶらぶら。街道入口にある白鳥神社。
この白鳥神社、案内板によると(見えないけど)
この神社は古代天皇の命で東征の途についた日本武尊がこの地に留まったことから名付けられたと。
日本書紀まで遡りますか？？？ものすごく古い神社っぽいことが書かれています。
拝殿前のご神木は東御市天然記念物指定。立派です。
今なら景気良く恵比寿様と大黒様もいるよぉ(どこかから来たらしい、ずっといるかは未確認)
時代劇みたいな町並みを散歩して、美味しいお蕎麦を食べて、楽しい秋の１日になりました。
上田や東御にお出掛けのついでに是非どうぞ。
【御休処 福嶋屋】
http://www01.siela-art.net/fukujimaya/index.html
長野県東御市本海野1121
0268-62-0514
10:30～16:00/毎週木曜日（祝日の場合は通常営業）
