無事に術後4ヶ月を迎えました。
4ヶ月も経ったら、急いでいる時に小走りが出来るようになりました。
退院して暫くの間は、道路を渡るのも階段の昇り降りもすごく慎重に、時間がかかったものでした。
術後の激痛や不自由な身体だった時は、またこんなに歩いたり、走ったり、出来るようになるなんて、想像できなかったけど、出来るようになりました。
それが普通の経過、ではあるけれど、術後の状態を経験すると、とてもじゃないけど、元に戻るとは、思えないんですよね〜
私ががんになったことは、信じられなくもなくて…
あ〜そっかぁ〜私もその1人になったんだなぁ〜と思っていました。
それよりも、私には信じられなかったことがあります。
それはね、大病や大けがをしないで生きてこれた私が、大きな手術を受けるということと、アトピーの瘢痕もないキレイなお腹に大きな傷が出来るということ。
そっちの方が、うんっと、信じられなかった。
これが、看護学校で習った
「ボディイメージの喪失」かぁ〜
子宮がない身体になることもボディイメージの喪失
健康な身体になるために、子宮の喪失体内と体外のイメージ喪失をしたんだ。
術後4日目だったか、シャワー浴をする時、その後も…
自分のお腹に出来た傷は、怖くて見れなかった。
患者さんの傷はいくらでも見れるけど、自分の傷は、怖くて見れなかった。
恐る恐る見たんだ。
術後4ヶ月の傷
色が薄くなってきた。
もう撫で撫でできる。
撫で撫でしながら
入院中、1人の看護師さんが元気に言ってくれたことを思い出した。
「その笑顔なら、これが最後の手術ですね❣️」
「そうですね❣️」
どんな根拠かと思うけど、そう言ってもらえて嬉しかったぁ〜
あんな大変な思いをしたんだもん。
あれが最後だよ〜って
傷を撫で撫でして思うんだぁ〜
あと2ヶ月で半年
半年経てば体内の傷も安心出来る。
よく食べて
よく寝て
よくあったまって
よく笑って
しっかり怒って
しっかり泣いて
じっくり楽しもう
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