藍綬褒章受章時にお渡ししたボンボニエールに入れられた金平糖を自分用に退任の日に開封しようと残していました。皇室では古くからボンボニエールに入れられた金平糖が、慶事の引き出物の定番とされてきました。ボンボニエールとは、フランス語で「ボンボン」と呼ばれている砂糖菓子を入れる小箱のことです。

 

▼ボンボニエールは明治時代から皇室で用いられ1894年、明治天皇大婚25年記念式典の祝宴の際には、引き出物として配られています。菊のご紋入りの器は金平糖を食べた後、それぞれがお好みで使って頂ければと思いました。

 

▼藍綬褒章の記念品には時計・花瓶・お盆などが定番ですが受章式典の度にお土産に頂いておりどれもこれも重複しています。ならば金平糖ならと選びました。